『筑紫(ちくし)交霊録』という交霊会の様子を綴った本があるのですが、これの一部を以下にご紹介します。交霊会で出現した背後霊の話です。
■「09 チュウチャさん」
『筑紫交霊録』、豊島伊都男 編集、昭和51(1976)年出版
http://silverbirch2.web.fc2.com/chikushi_09.html
(「チュウチャさん」冒頭)
ある夜の会に登場された異色の方を紹介しよう。
交霊が始まると沢山の象が霊視される。象は水を吸上げては鼻先を高々ともちあげて水を噴き上げる。 数頭ではない。数十頭が群をなし、噴水動作を繰返しながら密林へと向っている。
一頭の巨象の背に一人の老人が騎っている。此の老人は上半身は裸で、下半身は何か布を纏っている。 頭には印度風にターバンを巻きつけている。老人の顔は彫りが深く、鼻は高く、奥まった眼は優しい光をたたえている。 やがて象群の行進は止まり、老人は声高く何ごとか叫び始めた。
枚数に換算すると6ページ。ブログでは長いのでホームページを作って掲載しましたが、まだ工事中なので、上記のリンク以外をクリックしても他には何もありません。(;^_^A
『筑紫(ちくし)交霊録』は個人出版で絶版となっており、国会図書館にも所蔵されておりません。しかしながら埋もれてしまうには惜しい内容のため、ネット上で公開することを思いつきました。
もし『筑紫(ちくし)交霊録』の編集者の方、または関係者の方がこれをご覧になって、コンタクトをご希望される場合、拙ブログの方へご連絡いただけましたら幸いです。