
シルバーバーチなど高級霊の語った霊界通信をもとに、死んだらどうなるのかを解説していきます。
前回は肉体と幽体を結ぶ紐(シルバーコード)が切れると、人間は死亡するという話でした。シルバーコードは「玉の緒」とも呼ばれています。
前回掲載した図には、シルバーコードが1本しか描かれていませんでした。
シルバーコード1本というのは分かりやすく見せるために単純化したためであり、実際には肉体と幽体の間は無数の紐で繋がれています。
肉体と幽体は無数の紐で繋がれている。
上の図のように、特に頭部の松果体(しょうかたい)と呼ばれる部分と、太陽神経叢(たいようしんけいそう)という、腹部のミゾオチに当たる2か所に太いシルバーコードがあります。
松果体は脳にある小さな分泌腺です。以下、ウィキペディアによる解説です。
■松果体(ウィキペディア)
太陽神経叢は自律神経が密集して集まっている場所で、ミゾオチ(胸骨の下部)にあります。
松果体と太陽神経叢はヨガではチャクラと呼ばれ、超能力を発揮する場所とも言われます。しかしシルバーバーチはこれを否定し、以下のヒーリング治療の記述の中で、松果体と太陽神経叢は肉体と幽体の接点となっていると述べています。
(シルバーバーチ)
・「(ヒーリングによる治療は)いにしえの賢人が指摘している“第三の目”とか太陽神経叢などを使用することがあります。そこが霊と精神と肉体の三者が合一する“場”なのです」
・「(治療家のもつエネルギーが)患者の松果体ないしは太陽神経叢を通って体内に流れ込みます」
【解説】例えばヒーリング治療を行うにしても、松果体と太陽神経叢は幽体から肉体へと、霊界のエネルギーが流れてくる通路となっています。
高齢になるとシルバーコード自体が緩んできたりして衰えます。これはその人が、より霊界に近づきつつあることを意味しています。
●寝たきりの高齢者
ミゾオチにある太陽神経叢のシルバーコードが傷んでくると身体も衰え、寝たきりの状態になりがちになります。
頭部の松果体の方のコードにも障害が出てくると、認知症、かつ寝たきりという状態になります。
●認知症の高齢者
脳の松果体にあるシルバーコードが衰えてくると脳に支障をきたし、認知症が発症しやすくなります。
加えて太陽神経叢のコードが丈夫である場合は身体の方は元気ですから、認知症になり、かつ徘徊するという症状が出てきます。
『シルバーバーチの霊訓』(6)、2章 心霊治療-その本当の意義