山本太郎さん、やっちゃいましたね・・・ | 太平洋戦争史と心霊世界

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山本太郎 


 山本太郎参議院議員が1031日、園遊会で天皇陛下に原発問題の現状を訴える手紙を渡しましたが、これはまずかったですね。

 

ここではスピリチュアルではなく政治的視点から述べます。田中正造が足尾鉱毒事件について、明治天皇に直訴した件と比べる人がいますが、あれは戦前の話で、あの当時の明治憲法下で天皇は政治の最高機関に位置していました。

 

従って場合によっては直訴が政治的に考慮される可能性もないわけではないですから、田中正造は違法でも一理ある行動をとったわけです。

 

しかし現在の天皇陛下は国の象徴として政治とは一線を画していますから、陛下に直訴しても政治的に何か改善されるものではないですよね。直訴にも天皇陛下は無言で手紙を侍従に渡してしまったという結果がそれを表しています。

 

私自身は脱原発賛成でも、山本さんの言動や考え方に以前からちょっと違和感を覚えていたこともあり、最近は記事でも取り上げておらず静観状態でした。

 

さらに今回は問題が大きくなってもご本人はどんな異常な事を行ったのか、という認識がないようで残念です。問題を自覚できないという事は、他の事項でも知らず知らずのうちに大問題を引き起こす可能性もあるという事です。

 

外交などの場に出すのは非常に危険なのでは?H元首相が友愛の海を渡って厄介ごとを生み出したのと同じ事態になるかもしれません。

 

残念ですが、山本さんは議員としてはあまり公の場に出ていただかない方がよいと思います。