
このブログではテーマとして、大きく二つに分けて軍事・歴史に関する内容と、高級霊の霊界通信や心霊に関するスピリチュアリズムの記事を載せています。それで私のブログに来られる方には2種類のタイプがあるみたいです。
あるタイプの方は「体験がない机上の空論だけじゃだめだ」と、体験至上主義を主張してきます。これは軍事・政治に関心がある方が多いですね。
一方で軍事関連の記事を見て「レベルが低い、低次元だ」と言われる方も。こちらはスピリチュアリズムに興味があって、お読みくださる方の所感となるようです。
よく考えると、私のブログでは現実的なもの(軍事・政治)と、理想的なもの(スピリチュアリズム)と、お互い両極に位置する内容の記事を載せているんですね。だからこんなに読む方によって感想が違ってくるのでしょう。
軍事・歴史方面の記事を好んで読んでくださる方の多くは、思考が現実的で、目に見えない事象に興味がないのかもしれません。
例えば哲学・物理学・数学などは、すべての学問の基礎となる基幹的な学問であり、それ自体何かの役に立つかというと、あまり役に立たない「机上の空論」的な分野ですよね。
歴史学も同様で史料を漁って論文を組み立てるといった、机での研究的な部分があります。従って社会学などフィールドワークを重視する研究とは違う、空論的なイメージが強くなってしまうのかもしれません。
反対にスピリチュアリズムの記事に興味のある方は、ブログでも理想論的書き方をする方が多いですね。反戦を取り上げるにしても、軍事や政治に興味がある現実的な方は、こうしたほうがいいという具体策を挙げます。
半面、スピリチュアリズムを好む方は、反戦と言っても記事を見ると、反戦の歌(動画)や詩を載せていたりして、こうすれば解決するという具体例を出すわけではないんですね。
「戦争はどうしたらなくなるか」と質問しても、結局「みんな仲良く」的な抽象的・理想的回答に終始しやすいのが特徴だと思います。
では具体的にどうすればよいのか?私も抽象案ばかりなのに不満が出てきて、自分で頭の中の整理も兼ねて現実案を書いているんですが・・・。
私自身は双方の捉え方を融合したほうが、より居心地よく感じます。現実的な面しか見ないと表層的で奥行きがない思考に見えます。物事には裏表がありますから、表だけ見ているというのもバランス感覚に欠けている感じがします。
一方で理想主義的な面だけ見ているというのも、脳内お花畑のようで現実感がなく、役立たずという印象で私自身には抵抗があります。物事の内面だけ見ている感じですね。スピリチュアリズムが好きな方はこちら方面が多いのかも。
このブログではスピリチュアリズムという理想を、軍事・歴史という現実的視点から表現するようにしていますが、実際には理想と現実の両方の事柄に対し、均一的に興味を持つ方はあまり多くないのかもしれないですね。