イエス・キリスト復活の際も起きたアポーツ現象 【シルバーバーチ】 | 太平洋戦争史と心霊世界

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海軍を中心とした15年戦争史、自衛隊、霊界通信『シルバーバーチの霊訓』、
自身の病気(炎症性乳がん)について書いています。


バラ 


 こちらではシルバーバーチをはじめとする、高級霊が語った自然の摂理(この世の目に見えない法則)や、霊界(死後の世界)についてご紹介しています。

 

 今週はアポーツ(物体瞬間移動)現象について扱っていますが、イエス・キリストが十字架で磔になり、復活した際にもアポーツ現象が生じていました。以下がその描写です。


イエス・キリスト 
 
 

 

 

(降霊会の)メンバーの一人が「イエスの復活は聖書に述べられている通りだったのでしょうか」と尋ねた。

 

シルバーバーチ:「大体あの通りでした」

 

メンバー:「石の蓋は本当に取り去られたのですか」

 

(以下、シルバーバーチは「シ」、降霊会のメンバーは「メ」

 

シ:「本当です」

 

メ:「なぜ取り除く必要があったのでしょうか」

 

シ:「あれはただ蘇りを象徴するためにしたことです」

 

メ:「イエスの死体はどうなったのでしょうか」

 

シ:「分解されてしまいました。もっとも、その現象も含めて、霊の姿が見えるとか声が聞こえるとかの物的現象は大して重要なことではありません。

 それよりもっと大切なことは、あなた方自身の霊性を開発することです」

 

 

 
森林 


【解説】イエス・キリストはシルバーバーチによると、神ではなく人間として生まれ(注1)、地上人類の中で最高の霊性を発揮し、偉大な霊能力者であった人物と捉えられています。

 

注1:キリスト教ではキリストは神であり、神の子であり、聖霊であると解釈されている。(父と子と聖霊との三位一体の存在)

 

 聖書でのイエスは十字架に磔になり、死亡してその後蘇って肉体共に復活したとされています。しかし実際のところイエスの遺体は、安置所から霊界の働きかけによって分解されてしまいました。

 

 その後の「復活」と言えるものは、イエスがエクトプラズムを身にまとい、物質化した霊として出現したものでした。

 

 アポーツなどの物的現象を始めとした霊の出現などの霊現象は、霊界の存在を証明する出来事です。しかしシルバーバーチとしては、霊現象は取るに足りない些細なことで、最も重要なのは利他的行為を積み重ねるなど霊性の向上が地上では大切だと述べています。

 

 表面上の奇抜な物質現象に目を奪われ、人生の本質を見失わないようにしたいものです。

 

『スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ』、11章 霊的真理は不変です

キーワード:イエス・キリスト、アポーツ、復活