
8月3日の「よこすか開国祭り」でのイベントで、護衛艦「てるづき」を見学しました。
●護衛艦「てるづき」、DD-116
「あきづき」型の2番艦
排水量:5,050トン、竣工:2013年3月
なんと、今年造られたばかりの護衛艦でした。∑(゚Д゚) どおりで形が従来のものと違うわけです。でも見学中は最新艦だと気付かず、後でパンフレットを見直して改めて知ったのでした。
1番艦は旧海軍の駆逐艦「照月」でしたが、2代目護衛艦「てるづき」は「照月」よりずっと大きく、海軍の昔の軽巡洋艦の小さめサイズくらいです。
最初に格納庫の所から見学するようなルートになっていました。護衛艦が3隻並んでいますが、隣(真ん中)の艦は「いなづま」
でした。↓↓↓
旧海軍でも「電」(いなずま)という、名の知れた駆逐艦がありました。
最新艦の特徴は、イージス艦のような艦橋近くに付いている、一面に2つの板のようなレーダー。(赤丸内)。プラスチックでできているようにも見えますが、材質は何なのでしょうか。
これを見た時、この艦はイージス艦なのかと思い、近くにいた自衛官さんに質問してみました。でも違うとのこと。今までの護衛艦よりは索敵能力は優るが、イージス艦には及ばないそうです。
自衛官さんは、隣に係留されている護衛艦「いなづま」のレーダー(赤丸内)を引合いに出して説明されました。
これは稼働中にクルクル360度回る、従来の典型的なレーダーです。板に面した部分で索敵するため、回転中は捜索できない死角ができてしまいます。この欠点を無くしたのが最新艦のレーダーなのだそうです。
具体的なレーダー機能はイージス艦とどう違うのか、よく分からないのですが、パンフレットの説明を転記しておきます。
●FCS-3A (レーダー)
「艦橋及び格納庫の上部に装備され、対空及び水上目標を捜索、ESSM及び62口径5インチ砲の射撃管制用のレーダーです」

また長くなってしまいましたが後編に続きます。