横須賀での「きりしま」見学の続きです。
イージス艦の特徴は、船尾と船首に垂直に発射される対潜・対空ミサイルがあります。これは船尾の画像。
イージス艦は兵器装備がいろいろあってちょっとわかりにくいです。
垂直にロケットを発射しているところですが、よく火事にならないですね。
この説明書による解説は以下の通りです。↓↓↓
●対潜ロケット:VLA(バーティカル・ランチ・アスロック)
「VLAの弾頭には、MK46魚雷(短魚雷と同等)が使用されている。VLAは、遠隔攻撃用の対潜兵器であり、対潜指揮所からの指示により管制される、潜水艦に対する最初の艦上攻撃兵器である」
●対空ミサイル:MS-2
「MS-2は中射程、超音速、艦対空 兼 艦対艦ミサイルである。MS-2は主として対空目標への対処に使用されるが、副次的な用途として、敵艦への攻撃(対水上戦闘)にも使用される」
両舷にハープーン(艦対艦ミサイル)もあります。
MS-2も艦対艦を含むから、双方をどう使い分けているんでしょうか。射程距離は130km。
説明書きより「発射後は予め入力された目標データを諸元として亜音速で飛行、最終段階は自ら索敵し、低高度を保ちつつ目標を攻撃します」。
イージス艦の特徴がスパイレーダー。
八角形の板が4つ四方に付いており、360度の角度で索敵できます。普通の護衛艦はある一定方向しか索敵できません。
●SPY-1Dレーダー
「移動可能なレーダーとしては世界最高の性能と最強のパワーを有し、従来のレーダーでは不可能な遠距離での捜索やミサイルの誘導などの機能を兼ね備えた最先端のハイテクノロジーシステム!
常に全天に睨みをきかし、イージス・システムのまさに目玉!」
「目標を追尾しながら対空ミサイルSM-2を誘導。たとえ目標が多くても、高い処理能力で難なく追尾」
イージス艦はやはりヘリ搭載空母「ひゅうが」などの護衛をするのでしょうか。原子力空母「ジョージ・ワシントン」は、護衛のためにイージス艦が付いています。
今の空母は兵器装備がどうなのか知りませんが、普通、空母というと防御力弱いですよね。ミッドウェーでもそれでやられてしまいましたから。
艦艇見学は、やっぱり何かのフェスティバルに合わせて公開する時は、見学者も多くて混雑するようです。そのせいか、この艦では見学は上甲板のみとなっていました。