
今月7月は参議院議員選挙があります。私はプロフィールに書いてある通り、右派・左派などの枠にはこだわりませんので、支持政党もありません。
だから政党・思想派閥にこだわらず、日本を良くするためには何をしたらよいかという観点から政治を見るので、今回は脱原発・反TPPを掲げる候補者に投票したいと思います。あ、ただし民主党以外ですね。(^_^;)
このブログを始めて試行錯誤し1年半経ちました。最初に原発は絶対にダメと思い、原発推進派がコメントをよこせばそれに反論してきました。
しかし結局よく考えると、政党や政治家を小手先だけちょこちょこと変えていじってみても、やはり根本の国民の意識が変わらないとダメなんだと思うようになってきました。
福島では放射能汚染地帯に住民が放置され、福一では大変な被曝をしながら修復作業を続けて下さる作業員の方々がいます。このような状態を、国民全員が許せないと思えるほど人権意識が発達しないことには、この問題は解決しないでしょう。
先の大戦でも日本では特攻隊を送り出し、玉砕を推進してきました。当時の社会ではそれが当たり前でしたが、現在の世ではそれは許されない行為です。
仮に現在、日本政府がそのような人権無視の政策を掲げれば、国民はそれを非難し、国際機関も黙ってはいないでしょう。つまり大戦から数十年がたち、それだけ人間の人権意識が向上してきたのです。
首相官邸前・原発反対デモ、まだ開催されています。
同様に原発事故一つをとっても、現代日本人一人一人の人権意識がさらに向上しなければ、原発問題は解決しないと今では思っています。だから少しくらい支配政党が変わっても、国内問題もそう変わらないのです。
しかし行動せずには物事は変わりませんから、必ず投票には行きます。蟻の歩みでも行動しながら変えるしかありません。
そんなわけで、今ではもし日本に原発が絶対に必要だと心から思う人がいれば、原発推進の候補者に投票すればよいと思うようになってきました。
各人各様に、それぞれの信念に従った道を歩めばいいのではないでしょうか。私は自分自身の意見は主張しますが、相手が異なる意見ならば、それはそれでご自由にと尊重したいと思います。
