
父の死まで、現代医学には疑問を持たなかったのですが、それ以来西洋医学の治療法は根本的におかしいことに気付きました。
生前のある時父は、健康診断のため軽い気持ちでMRIを受けました。頭の中を検査する脳ドックです。すると脳にコブ状の動脈瘤が見つかりました。

矢印のコブ状になっているのが動脈瘤。これを放っておくと破裂する可能性がある。
父は考えた末、コブ状の部分をひもで縛って、破裂を予防する頭の切開手術を受けることにしました。この当時彼は全く健康体で、何の病気もありませんでした。それにもかかわらず予防手術を受け、予後の回復も順調で後に退院しました。
しかし退院後も、医師からは薬は続けて飲むように指示されたので、父は長期間の服用を続けていました。
それから数年後、父は原因不明の体調不良で次第に健康が思わしくなくなってきました。服用を続けていた薬の副作用が出てきたようなのです。加えて切開手術を受けた頭部が痛むようになりました。
それらの症状を抑えるため、薬がさらに投与されます。すると今まで以上の副作用が出たり、薬に慣れて効かなくなってきます。そしてまた服用量が増え、最後にはとてつもない量になっていました。
知り合いの薬剤師に、その薬の服用量はいかがなものかと訊いてみましたが、「とんでもない量だ、危ない」と言っていました。
「手術自体は成功したが、患者は死んでしまった」という話はよく聞きますが、父もその例でした。強い薬を服用し続け、健康は下り坂に・・・。
また手術が成功しても、その後体力が奪われて亡くなられる方もいます。手術で体力が低下し、潜在的に持っていた体質的な病気が新たに現れることもあります。また私の父親のように原因不明の体調不良が発生して、健康が優れなくなることがあります。
結局父は、平均寿命にも達しないうちに霊界に逝ってしまいました。(つまり他界しました)
西洋医学はもともと戦争医療から発展したものですから、骨折などの緊急医療は得意でも、長期治療には向いていない医学です。だから病気の根本原因は何かを解明し、治療法を見つけるのではなく、取りあえず薬で症状を抑えておこうという、場当たり的な処置になってしまうのでしょう。
今の西洋医学の治療法は根本的に間違っていると思うのですが、一人が声を上げたところで構造的な問題ですからどうにもならないです。
MRIなどの脳ドックも問題です。確か免疫学で有名な、安保徹先生も警告していたと思います。検診を受けるメリットよりもデメリットのほうが遥かに大きいと。
万が一、脳の中に不具合が見つかっても、必ずしも病気が発症するとは限りません。発病しないまま、天寿を全うする可能性もあります。
しかし脳ドックで脳に問題が見つかった場合は、
①
頭部の切開手術などをして、不具合を取り除く、
②
いつ病気が発症するか、ビクビクしながら暮らす
のどちからしか選択肢がないのです。医者へ行って相談しても、「手術しないほうがいい」とは言いません、儲かりませんから。
健康診断、手術、薬害、どれも深刻な問題があります。シルバーバーチなど、高級霊が送ってきた霊界通信の内容を見ると、現在の医学は治療法が間違っており、他に適切な方法があると述べています。
でも、その正しい治療法が見つからない限り、現在の医療も変えられません。一体いつまでこの姑息な治療法が続くのか?重病人になるために治療されているように見えるんですが・・・。