陸海軍での敬礼の違い | 太平洋戦争史と心霊世界

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陸軍の敬礼  映画「日輪の遺産」での陸軍士官。腕を真横に90度上げて挙手しています。


 以前海軍での敬礼のしかたを解説したことがありますが、今回は陸軍と海軍での敬礼の違いを取り上げます。

 

 陸軍での敬礼はスペースに限りがない広々とした所で行うので、腕を真横に90度上げてパッと敬礼します。上の画像を参考にしてください。



海軍の敬礼 

映画「連合艦隊」での海軍将校の敬礼。ヒジは張らずにかなりスペースを節約しています。



 海軍では狭い艦内で行いますので、前下45度くらいからヤンワリと敬礼します。人差し指と中指がちょっと帽子のふちに触れる程度が正しいということです。

 

それでも「ヒジをあちらにぶつけ、こちらにさわり、指先がとんでもない方向へ行ってしまうことはめずらしくない。」との体験談が残っています。

 

また中学の学校教練で海軍式の敬礼を行い、陸軍の配属将校にサーベルでぶん殴られたという人もいました。



当時の水兵の敬礼 

当時の水兵の敬礼

敬礼の練習 

海兵団で鏡の前で敬礼の練習をしている見習い水兵。