
シルバーバーチとはかつて3000年前に地上生活を送り、地球を霊的に浄化するため、人間に霊的真理を届けようと地上に降りてきた高級霊です。
人生では勉学、仕事、結婚など様々な場面で決断を迫られることがあります。今回はシルバーバーチの語った内容から、物事を決めるためのちょっとした秘訣を2つご紹介します。
(1)自分の成長に必要不可欠な事柄は、自分自身の欲求と言う形で湧き上がってくる。
質問「生命の誕生を制限するということは摂理に反するのでしょうか。」
シルバーバーチ「一個の霊が一対の夫婦を通して生まれることになっていて、万一それが避妊によって阻止された場合は、避妊をしない夫婦を通して生まれてきます。摂理は絶対です。
その者の霊的進化にとって新しい生命の誕生が不可欠である場合は、阻止しようとしても必ず生まれてきます。そのように望むようになるからです。」
質問「ということは、かりに私のもとに子供が生まれてくる運命になっている時は、子供が欲しいと思うようになるということでしょうか。」
シルバーバーチ「そういうことです。あなたの進化の途上において新しい生命の誕生がもたらす影響を必要とする段階に達したからです。」
【解説】上記は避妊についてのやり取りですが、ここでは物事の捉え方に注目します。
つまり自分の霊的成長に子供の養育が必要不可欠な場合、自分自身も子供が欲しいと思うようになるという意味です。ただしシルバーバーチは、育児というイベントそのものにはレベルの高い低いはないと後述しています。
地上に生まれる人間は、生前に守護霊と相談し次の人生は成長のため、カクカクしかじかの事を行うという青写真を決めてから物質界(地上)へ誕生します。
例えばどうしても大学へ進学したい、絶対に結婚したいという強い欲求を持つ場合は、あらかじめ生前に決められた青写真の中のイベントとして、設定されている可能性が高いというように捉えます。
(2)ドアを少し開けてみて、前へ進む場合はそのまま前進せよ
シルバーバーチ「ここにお出のみなさんはすでにご存じのことですが、あなたにもひとつ、人生の秘訣をお教えしましょう。
ドアをノックしても開けてくれない時は無理してこじ開けようとしてはいけません。軽く押してみるのです。それでもし開いたら、あなたの進むべき道がそこにあるということです。
閉め切られた道は通れません。絶対に開かないドアを叩き続けて無駄な時間と労力を浪費している人間が多すぎます。」
【解説】例えばある仕事に就きたいと願っても、雇ってもらえない、資格試験に合格しないなど、何らかの障害が発生する場合があります。
これはまだ該当の仕事を始める時期ではないのかもしれませんし、もっと適合する仕事が他にあるのかもしれません。
従ってどうしても前へ進めない場合は時期を待ってみる、又はやり方を変えてみるなどしたほうが良いということでしょう。仕事にしても、試してみたら他の職種の方が自分にしっくり合っていた、ということもあるかもしれません。
『シルバーバーチは語る』、23章 さまざまな疑問に答える
『シルバーバーチの霊訓』(9)、6章 霊能者の責任
キーワード:人生の秘訣、進むべき道の探し方