睡眠中に人間は霊界を訪れている【シルバーバーチ】 | 太平洋戦争史と心霊世界

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自身の病気(炎症性乳がん)について書いています。



シルバーバーチとはかつて3000年前に地上生活を送り、地球を霊的に浄化するため、人間に霊的真理を届けようと地上に降りてきた高級霊です。

 

今週はこのテーマに付いての記事を数日前に載せましたので、この件を解説します。


                 


 シルバーバーチは夜、睡眠中に皆人間は霊界を訪れていると語っています。この目的は、一部の人間は仕事のために訪れるそうですが、大半の人間にとっては死後の準備であるといわれています。

 

シルバーバーチ:(前略)「実は今でもあなたがたは毎夜のように霊の世界を訪れているのです。ただ思い出せないだけです。それは、死んでこちらへ来た時のための準備なのです。その準備なしにいきなり来るとショックを受けるからです。

 

来てみると、一度来たことがあるのを思い出します。肉体の束縛から解放されると、睡眠中に垣間見ていたものを全意識をもって見ることが出来ます。その時すべての記憶がよみがえります。」


夜空 



質問1:「死んでから低い界へ行った人はどんな具合でしょうか。今おっしゃったように、やはり睡眠中に訪れたこと――多分低い界だろうと思いますが、それを思い出すのでしょうか。そしてそれがその人なりに役立つのでしょうか。」

 

シルバーバーチ:「低い世界に引きつけられて行くような人はやはり睡眠中にその低い界を訪れておりますが、その時の体験は死後の自覚を得る上では役に立ちません。なぜかというと、そういう人の目覚める界は地上ときわめてよく似ているからです。

 

死後の世界は低いところほど地上に似ております。バイブレーションが粗いからです。高くなるほどバイブレーションが細かくなります。

 

【解説】霊性の低い界ほど景色が地上とそっくりであり、夢の中でもまるで地上体験をしているように見える。しかし霊界のレベルが高くなるほど、周りの景色も地上と違って現実離れしてくる、ということです。


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質問2:「朝目覚めてから睡眠中の霊界での体験を思い出すことがありますか。」

 

シルバーバーチ:「睡眠中、あなたは肉体から脱け出ていますから、当然脳から離れています。脳はあなたを物質界にしばりつけるクサリのようなものです。そのクサリから解放されたあなたは、霊格の発達程度に応じたそれぞれの振動の世界で体験を得ます。

 

その時点ではちゃんと意識して行動しているのですが、朝肉体に戻ってくると、もうその体験は思い出せません。なぜかというと脳があまりに狭いからです。小は大をかねることが出来ません。ムリをすると歪みを生じます。

 

それは譬(たと)えば小さな袋の中にムリやりに物を詰め込むようなものです。袋にはおのずから容量というものがあります。ムリして詰め込むと、入るには入っても、形が歪んでしまいます。それと同じことが脳の中で生じるのです。

 

ただし、霊格がある段階以上に発達してくると話は別です。霊界の体験を思い出すよう脳を訓練することが可能となります。」

 

【解説】睡眠中の霊界での体験は、脳には大きすぎて内容全部を収容できません。目が覚めてから、思い出す夢の内容が支離滅裂だったということはしばしばありますが、これには以上のような事情があります。


脳に収容できない霊界での体験 


質問3:「睡眠中に仕事で霊界に行くことがありますか。睡眠中に霊界を訪れるのは死後の準備が唯一の目的ですか。」

 

シルバーバーチ:「仕事をしに来る人も中にはおります。それだけの能力をもった人がいるわけです。しかし大ていは死後の準備のためです。物質界で体験を積んだあと霊界でやらなければならない仕事の準備のために、睡眠中にあちこちへ連れて行かれます。

 

そういう準備なしに、いきなりこちらへ来るとショックが大きくて、回復に長い時間がかかります。地上時代に霊的知識をあらかじめ知っておくと、こちらへ来てからトクをすると言うのはその辺に理由があるわけです。

 

すいぶん長い期間眠ったままの人が大勢います。あらかじめ知識があればすぐに自覚が得られます。」

 

【解説】シルバーバーチは以上の理由により、死後の世界の知識は生前から知っておくに越したことはないと主張しています。

 

 

『シルバーバーチの霊訓』(4)、5章 死んだらどうなるか  

キーワード:睡眠中の霊界訪問、霊界