
以前海外のある先進国に居住していたことがありました。その居住地の何十キロか先に原発がありましたが、何年住んでもついに一度も地面が揺れるなどという、奇特な体験には遭遇しませんでした。
海外ではそれだけ堅硬な岩盤の上に原発は建造されているのです。外国にもこんなに原発が沢山あるだろうと言っても、立地条件があまりにも違いすぎます
また原発は稼働すればするほど、核のゴミとプルトニウムが増えます。 核燃料プールもあと数年で満杯とのことで、原発は今再稼働しても、結局は数年後に止めざるを得ないだろうと言われています。
覆水盆に返らず・・・第二の事故が起きないうちに、原発は早く廃炉にした方が賢明だし、増加する核のゴミとプルトニウムの管理コストを考えればその方が得です。
原発の代替えは天然ガス(LNGやシェールガス)で当面賄えます。LNGもリスクを分散させるため、中東だけでなくマレーシア、インドネシア、オーストラリアなど世界各地から輸入できます。
その間に省エネ対策を進め、自然エネルギーを開発すればよいのです。しかし肝心の政府が何もやらないので、国民は怒っているのだ。
日本のLNG輸入量(2011年)

日本の天然ガス(LNG)の輸入先

天然ガス(LNG)に関しては、中東からの輸入は実はあまり多くありません。