米国の原爆・占領政策と原発(2) | 太平洋戦争史と心霊世界

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海軍を中心とした15年戦争史、自衛隊、霊界通信『シルバーバーチの霊訓』、
自身の病気(炎症性乳がん)について書いています。


肥田舜太郎2 

肥田舜太郎氏


■被曝医師・肥田舜太郎さんが語る『真実の原子力』
(動画)

http://www.youtube.com/watch?v=3p73GY19ZrY&
feature=related

アップロード:
2011427日、時間:2553

 

 

「放射線は原爆の物でも原発の物でも全然変わらない。ウランとプルトニウムという2つの物質を燃料にして、熱を作って電気を作っている。だから事故を起こしてもこれを止められない。

 

 マッチの火は消せるが、原発の火は人間には消すことができない。そういう難しいエネルギーを特別な化学の力で無理やり引っ張りだした。引っ張り出したのはいいが、最初は戦争での人殺しに使った。

原爆きのこ雲 


戦争が終わったので工場はもう(原子)爆弾を作る必要がなくなった。工場はそれを何とか使えないかということで、無理やり電気をおこすエネルギーにして、それを世界に売った。

 

それを買わされた日本が飛びついて、電気を起こし始めた。事故が起きなけりゃいいですよ。しかし今度のような(福島の)事故が起こったらどうしようもない。

 埋めるわけにもいかん、海へ放り込むわけにもいかん、どうしようもない、放射線が出っぱなしです。

中曽根康弘 


 テレビに出てきて知ったような解説をする学者がたくさんいる。彼らは放射線を作る側で、アメリカからウラニウムを買ってきてやってるわけだけれども、あれを作る側の学問をしてきた人が出ている。

 ところが放射線が人間に当たればどうなるかという変化を彼らは何も知らない。

 

東北では現に下痢が始まっている。今ここにこられた被曝者の方も、お母さんも、弟も、妹も、自分も下痢が始まったとおっしゃっていた。

 最初の症状の一つに下痢が始まる。これは今の普通の薬では止まらない。

 

(解説:実は私も福島原発の近辺に住んでおられた方とお話したことがありますが、その方も下痢が止まらなくて困っていると話していました。20113月下旬でした。)

 

たぶん被曝症は今年の秋(2011)から来年の春(2012)にかけてたくさん出てくるだろうと予測している。しかしその被曝者を診ても、「この人の下痢は放射線の影響です」と証明する学問がまだない。

 これが泣き所である。だから人をああいう目にあわせて殺した側は完全犯罪です。

 

30年後にガンになって「私はあの時被曝をしたのであれが原因だ」という証拠は何もあげられない。今の医学はそれを見つけるところまで行ってない。

 

理由は簡単、放射線ウラニウムの粒は1ミリの60億分の一というのが直径だからである。これが身体の中に入って悪さをする。

 今の医学は身体を分解して細胞という一番小さな単位のところで病気を見つける。これが
60億分の一というところで病気を起こしているということは、病気を見つける方法を持っていない。

 

 政府は原発から2030km圏内の人にやっと立ち退きを命じた。アメリカはこのニュースを聞いたときに、日本在住のアメリカ人に原発から80km離れたところに逃げろと言った。もう翌日(312日)にそういう発表をしている。

 

フランス・ドイツも、日本に派遣している特派員に312日朝、大阪まで逃げろとの知らせがあった。つまり、それだけ逃げないと危ないということを米・仏・独はよく知っていた。

 

日本政府は1ヶ月たってやっと2030km圏内の立ち退きを恐る恐るやるというトボケたことをやっている。つまり何にも知らないんですよ日本の政府は。金儲けだけを考えている。

 

これからの日本国民の戦い方ひとつで、私は原発を日本から追い出すことができると思っています。そして力を合わせて核兵器を絶対世界からなくす。

国会中継 


皆さんはのんきな顔していますが、今の政府民主党議員の中にも、日本が原爆を持てという議員がもう60%を超えてるんです。

 日本が核兵器を持って他の国ともう一度ケンカをすると考えている議員が、全体の議員の中でもう
50%を超えているんです。

 

だから皆さんの子供や孫が放射線の恐ろしさや不安を絶対に感じさせないような国にこの国を作りかえる、これが私は一番大切なことだと思っています。」