核武装の為に原発は必要か(1) | 太平洋戦争史と心霊世界

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核廃棄物

  


 以前コメントで疑問があがりましたので、この話題を
2回に分けて取り上げます。

 原発推進派には安全保障のための核武装=原発を維持することが必要だと考える人たちが少なからず存在しています。そこで果たして核武装のために、日本に原発は必要かを考えます。

 

 まず最初に核兵器を作るには、原料としてウランかプルトニウムが必要となってきますが、日本は現在プルトニウムを75トン所有しています。

 
75キロではなく75トンです!

 

 IAEAは毎年、その査察予算の相当な部分を日本が保有するプルトニウムの査察のために使っています。

 

ちなみに北朝鮮のプルトニウム保有量は50キログラムです。つまり日本は北朝鮮の1,500倍の量のプルトニウムを保有していることになります。

 

プルトニウムの半減期は24千年なので、日本は半永久的にこれを保管しなければなりません。けれども原料に使用期限はありませんので何年たっても使えるということです。

 

 従って核武装のために核兵器の原料が欲しいというのであれば、もう原発は稼働する必要ないのではないですか。

 

 次回に続きます。