
いきなり如月中尉ですが、彼のキャリアは登場人物の中でも特に不明であり、如月ファンの方もいらっしゃるので彼の考察をしてみます。
結論として私のブログでは如月中尉を特務中尉として扱っていきます。根拠として、作中で彼は「特務士官」と呼ばれていること。
ジパング・7巻
またジパングの解説本でも彼は「特務中尉」(上記の絵)と書かれていますので、特務士官ということに決定しました。
如月が自動車を運転できるところもポイントですね。戦前は車の免許を持っている人は少なかったようで、滝も草加も海兵出は車の運転をしているのを見たことがありません。
しかし当時の下士官の研修科目には自動車教習が入っていたので、その際に免許を取得したのだろうと推測しています。
またジパング作中では角松二佐・菊池三佐らと対等に話をしています。もし如月が海兵出と仮定すると、中尉の階級では年齢が20代前半位となるので、兵学校卒業後のキャリアは3~4年といった程度でしょうか。
如月の階級と年齢が、35歳の角松・菊池よりかなり下で実務経験も少ないとなると、あのように自信に満ちた態度や行動は、「みらい」乗員に対して見せられないのではないでしょうか。
如月中尉は草加少佐から優秀とのお墨付きがあったので、年齢的には昇進を早めて30近いか30歳程度で扱いたいと思います。