3つ目の仕事の話。
12日が母の日という事もあってか
先日ショッピングモールに寄った際、
近隣の幼稚園や保育園の子供達が描いた絵が飾られていました。
妙に上手すぎて、違和感を感じる作品もチラホラ・・・
大人が思う子供の絵というのか
大人の視点で描かれている感じを受けてしまうものも幾つかありました。
今年度から幼稚園の旧校舎を使って、
絵画や造形を教えている影響もあって、こういう事にはすぐ反応してしまいます。
準備や片付け、現地への交通費などを考えると
全然採算もあってない感じなのですが、
子供たちは想定外のものを毎回ドンドン創っていきます。
方針としては、子供の創造性に任せて自由に作らせる事に重きを置いているので、
急に「針金を使って作りたい」と言えば、
すぐに出せるものならば出してという感じでやっています。
だから終わる頃には毎回大変な事になっていますが・・・
今は一人っ子の子も多いですから、こういう場所はコミュニティにもなっていて
そういった効果もあるなぁって見ていて感じます。
家では出来ない規模で作れるので、
参加している子供たちは楽しそうに作っていて、それを見ているのは面白いです。
学校で自由な発想で出来る課題を出して制作させると、
「メインの部分に何入れたら良いですか?」と聞いてくる学生がいて
それを考えるのが課題の主旨なはずなのにと最近衝撃を受けたばかりなのですが、
ここでは自然に生み出していくので、
その辺りの違いがどういう所で変わっていくのかが今気になっています。
生徒数が少ないので、受講生を増やすのが今の課題です。
月末には体験を実施するので、どれだけ増えるか・・・
営業が下手なので、なかなか難しいとは思いますが。。
メインの企画やデザインの仕事、学校の非常勤講師、そして絵画造形の先生・・・
仕事としては分かれ目もなくなり、グチャグチャになって来ていますが、
刺激的な毎日になっている事は確かです。