学校は獄門の中。心の底からつまらない場でしかなかった。
学ぶものも退屈。友達も居ない。上辺に仲がいいと自称する友達は居たが、イジメに関わりたくないことは見えていた。この頃は人間不信と言うか、人間の心を全く信じない時期に差し掛かっていた。親兄弟親戚、元地元の友人以外は全て興味の対象外。徹底した壁を築き上げる日々。問題を起こさなければ学校の先生などは蚊帳の外の存在でしかない。それを利用してこちらからは一切問題を起こす行動をしなかった。正直無視されていたほうがよっぽどマシな連中だったのでちょっかい出されたときは狂気の行動を取って周りを遠ざけたかった。
一度クラスメイトと喧嘩になって乾電池を本気で顔面に叩き込んだことはあったが、結局報復が増すだけで意味は無かった。家では精々大人しいいい子で居たかったので親は呼ばず先生に怒られ、クラスメイトからは相変わらず。
そんな時期に外で遊んでいたある時・・・
ドンっ!
何の事態か解らないが体が宙に浮いた。
地面に落ちたときには息が出来ない。意識はあるのに息ができない。
本能が何かを悟ってよろよろと歩き出したがそのまま意識を失ってその場に伏してしまった。
このまま死んでしまうのだろうか?あまりの突然の事に訳が解らないまま意識だけが混濁していった。
学ぶものも退屈。友達も居ない。上辺に仲がいいと自称する友達は居たが、イジメに関わりたくないことは見えていた。この頃は人間不信と言うか、人間の心を全く信じない時期に差し掛かっていた。親兄弟親戚、元地元の友人以外は全て興味の対象外。徹底した壁を築き上げる日々。問題を起こさなければ学校の先生などは蚊帳の外の存在でしかない。それを利用してこちらからは一切問題を起こす行動をしなかった。正直無視されていたほうがよっぽどマシな連中だったのでちょっかい出されたときは狂気の行動を取って周りを遠ざけたかった。
一度クラスメイトと喧嘩になって乾電池を本気で顔面に叩き込んだことはあったが、結局報復が増すだけで意味は無かった。家では精々大人しいいい子で居たかったので親は呼ばず先生に怒られ、クラスメイトからは相変わらず。
そんな時期に外で遊んでいたある時・・・
ドンっ!
何の事態か解らないが体が宙に浮いた。
地面に落ちたときには息が出来ない。意識はあるのに息ができない。
本能が何かを悟ってよろよろと歩き出したがそのまま意識を失ってその場に伏してしまった。
このまま死んでしまうのだろうか?あまりの突然の事に訳が解らないまま意識だけが混濁していった。