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この記事は1年以上前に書かれたもので内容が古く、
現在実施しているチューニング、サービスとは
内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。
現在実施しているチューニング・サービス内容・金額等につきましては、
下記ページよりご確認ください。
★車種別サービスメニュー
http://motojp.main.jp/maker.html
※上記ページからメーカー・車種をお選びください
なお、
下記商品につきましては、サービス提供ならびに販売を終了しております。
・KAWASAKI ZX-10R 2016-2018 オートブリッパー追加
・i2M Chrome Lite/Plus/Pro メーター 各種
・ABSキャンセラー 各種
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皆さんこんにちは
前回MotoJPのシャシダイが車種限定で稼働開始したことをお伝えしましたが、
早速、ZX-10R 2019年モデルの現車セッティングが入りましたので
記念すべき現車セッティング第1号としてご紹介します
Kawasaki ZX-10R 2019 KRT EDITION
MotoJPのシャシダイルームです♪♪
送風ダクトにより速度に応じた走行風のシミュレーションが可能です♪
これによりラムエア加圧の効率を評価することや
ラムエア加圧時の燃料調整が可能です
ちなみに...時速250km/hはなんと風速70m/sです
風速70m/sは世界最大級の台風でも中々到達しない風速ですので、
想像絶する風圧であることが予想されます
通常、このような強風を人工的に発生するには相当大規模な装置が必要ですが、
このシャシダイは2機の大型タービンをエンジン出力200馬力で回すことで、
いとも簡単に再現してしまいます
ラムエア発生装置イメージ (①、②二つのタービンが空気を圧縮)
速度に比例して送られる風の威力が増えていくため、
時速200km/hを超えてくると物凄い風圧が発生します
シャシダイナモのオペレーターも完全に伏せ状態です
ローラーはアスファルトと同じμとなるよう特殊素材が使用されております
ブラックなマットフィニッシュのシャシダイナモは高級感があります
今回、ZX-10R 2019 KRT EDITIONにつきまして
これまでのモデルからエンジンスペックが変更となりましたので、
オーナー様ご協力のもと、開発も兼ねて馬力データをいくつか測定
まずは純正ECUのデータを測定してみました
データ①
ZX-10R 2019 KRT EDITION
マフラー:トリックスター レーシングスリップオンマフラー
ラムエアダクト:フラッパー撤去
ECU: 純正
中速域に大きなトルクの谷が確認できました
これは電子スロットルの開度制限が大きく影響をしているものと思われます。
※ZX-10R 2019年モデルは中速域、レッドゾーン付近にスロットルを戻す制御が確認されております
続きまして、ECUチューニング(各種制限解除)のみを行ったデータを確認します。
データ②
ZX-10R 2019 KRT EDITION + MotoJP ECU Tuning
マフラー:トリックスター レーシングスリップオンマフラー
ラムエアダクト:フラッパー撤去
ECU: ECU Tuning Only
中速域のトルク特性が大幅に改善されました
やはり、グラフを比較しても中速域は
電子スロットルの制限が大きく影響していたものと思われます
但し、マフラー交換による恩恵はこの時点では確認できておりません。
続きまして、現車セッティング(燃料調整)を行ったデータを確認してみます
データ③
ZX-10R 2019 KRT EDITION + MotoJP ECU Tuning + 現車セッティング
マフラー:トリックスター レーシングスリップオンマフラー
ラムエアダクト:フラッパー撤去
ECU: ECU Tuning + 現車セッティング (燃料調整)
全体的にトルクが底上げされ、かなり綺麗な直線になりました♪
マフラー交換時は全域で燃料が足りておらず空燃比が薄い状態となっており、
燃料調整において多い所では20%以上濃い方向に調整しているので、
これが出力向上に大きく貢献したのでは無いかと思われます
①②③全てを重ね合わせたグラフで確認
全てのグラフを重ねてみても、
現車セッティングデータは全域で底上げされています♪
グラフ① 【馬力】
(赤) 現車セッティング
(黄) ECUチューニングのみ
(橙) 純正ECU
グラフ② 【トルク】
(水) 現車セッティング
(青) ECUチューニングのみ
(紫) 純正ECU
特に高回転で馬力の赤いグラフ(現車セッティング)は他を圧倒するほど伸びていますが、
これほどまでに高回転で燃料調整が影響したのは、
やはりラムエア発生による影響が大きかったのでは無いかと思います♪
通常のシャシダイナモは停止状態で後輪空転ですので、
どうしてもラムエア発生を加味した検証までは行えませんが、
そういう意味でも、このラムエア発生が可能なシャシダイナモは
こうした検証に効果的であること間違い無しですね
こうした現車セッティングデータはMotoJPオリジナルマップとして
確かなセッティングデータとしてこれからも蓄積されていきますので、
現車セッティングが難しいお客様も
是非ECUチューニング+MotoJPオリジナルマップ適用をご検討下さい♪
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【Kawasaki ZX-10R 2019 ECUチューニング可能項目】
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【1】 燃料マップ調整
… フルパワー仕様に合わせた燃料補正をサブコン等、外部コンピューター無しで行います
※マフラー&エアフィルターに合わせた燃調をご希望の場合、MotoJPオリジナルマップ適用が必要となります
【2】 セカンダリーインジェクターバランス調整
… セカンダリーインジェクターの介入度を増やし、高回転時の燃焼効率向上を狙います
【3】 点火マップ調整
… ノーマルエンジンに最適な点火タイミング調整を行います
【4】 エンジンブレーキ調整
… アクセル全閉時のエンジンブレーキ強弱を調整することが可能です
【5】 アクセルオフ時の燃料カット調整
… アクセルオフ時の燃料カットを調整し、過剰なエンジンブレーキ、ドンツキを軽減します
※キャブレター車のようにマイルドになり乗りやすくなりますが、燃費悪化となる場合がございます
【6】 レブリミッター変更
… エンジン回転リミッター (燃料/点火)の設定値調整が可能です
【7】 スピードリミッター (299km/h)解除
… 180km/h/299km/hで動作するスピードリミッターを解除します
【8】 吸気デバイス調整
… 任意のギアの吸気デバイス開度調整が可能です
【9】 排気デバイス調整
… 任意のギアの排気デバイス開度調整が可能です
【8】 各種エラー無効化
… レーサー化に伴う各種アクチュエーター、センサー脱着時に発生する
エラーコードを非表示にすることが可能です
【9】 ラジエター冷却ファン温度変更
… ラジエター冷却ファンの作動開始/停止温度の変更が可能です
※より積極的に水温を下げることで、オーバーヒートを抑制します
★Kawasaki ZX-10R 2019 ECUチューニング … \49,800 [税別]
※【1】-【9】の項目を全て実施頂いても金額に変更はございません
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<Kawasaki ZX-10R 2016-2018 オプションメニュー>
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【10】 MotoJPオリジナルマップ適用 … + \10,000 [税別]
… 吸排気仕様に特化した燃料調整をサブコン等、外部コンピューター無しで行います
※これまでの施工実績で培ってきたオリジナル燃料・点火マップデータを最適な形で適用させて頂きます
【11】 現車セッティング … + \60,000 [税別]
… ラムエア発生シミュレーションが可能な当社シャシダイナモを利用して、
車両個体差などに合わせた最適な燃料セッティングを行います
※【10】-【11】は上記ECUチューニング基本料金に対する追加料金として発生します
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ECUチューニングを行うことで各種制限解除や乗りやすくする為の調整が
全て含まれますが、MotoJPオリジナルマップ適用や現車セッティングを行うことで、
ZX-10Rの更なるポテンシャルを引き出すことが可能です
現在、CAN通信により車両情報が出力される下記車両について、
暫定的に現車セッティングサービス再開を行います
◆YAMAHA◆
・YZF-R25/R3 2018
・YZF-R6 2017-2018
・XSR700 2018
・MT-07 (ABS) 2015-2018
・MT-09 (ABS) 2014-2018
・MT-09 Tracer (GT) 2014-2018
・XSR900 2016-2018
・MT-10 (SP) 2017-2018
・YZF-R1 2015-2018
◆KAWASAKI◆
・Z900/Z900RS 2017-2019
・Z1000/Ninja1000 2017-2019
・ZX-10R 2011-2015
・ZX-10R 2016-2019
・ZX-10RR 2018
◆現車セッティングサービス … 60,000円 (税別)
※ECUチューニング基本料金が別途発生致します
※マフラーの音量、車両の状態によっては受付を中止する場合がございます
※パワーチェックのみの受付は行う予定はございませんのでご了承ください
ECUチューニングをご希望の方は、
実績豊富なMotoJPまで是非お気軽にお問い合わせください♪
【お問い合わせ・お見積り・施工のご依頼はこちら♪】
http://motojp.main.jp/orderform.html
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ECU Tuning, Performance Parts
株式会社MotoJP
〒245-0064 神奈川県横浜市戸塚区影取町1771-2
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URL http://motojp.main.jp/
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