漫画には「テーマ」が必要と言いますが、
では「テーマ」とはいったい何なんでしょうか?
「テーマ」とは、
作者がその漫画で何を表現したいかということです。
作品にテーマがないと、
「いったいこの漫画は何が言いたいのかよく分からないな……」
と読者の記憶に残らない作品になってしまいます。
漫画でちゃんと表現したいものが描かれていると、読者にも伝わり、とても見応えのある作品になります。
また「テーマ」がちゃんとあると、
描く側としても、その漫画をどう仕上げていけばいいのか方向性がはっきりします。
「よし、このシーンをもっと大きく描いて目立たせよう」
「こういう方向性でストーリーを進行させていこう」など、
「表現したいもの」がはっきりすると、とても漫画が作りやすくなります。
では、テーマをもたせるときの注意点を書いていきます。
①テーマは、硬いものでなくてよい
テーマといっても社会問題に切り込んだものや、人間の生き方はこうあるべきだ!という硬いものである必要は決してありません。
「テーマ」=自分が何を表現したいか
ですから、
「かっこいいバトル」を表現したいでも、
「かわいい女の子」を表現したいでも、
「主人公の情けない姿」を表現したいでも、
「高校生の青春、恋愛の切なさ」でも、
「職場のモラハラに対する怒り」でも、
なんでもいいわけです。
深く考える必要はありません。
②説教くさくならないよう気を付ける
社会問題を取り上げた場合など、
それに対して説明が多かったり、考え方が押し付けがましくなると、説教くさくなり読者はツラいです。
読者を楽しませることを、優先して描いていきましょう。
③テーマは1つに絞る
特に読み切り漫画の場合、
テーマは1つに絞ることをお勧めします。
2つ以上のテーマが悪いというわけではありません。
しかし読み切りはページ数が限られています。
ページ数が少ないので、
テーマが2つ以上になると、1つ1つのテーマが薄くなってしまいます。
1つのテーマを深く細かく描くことで、内容の濃い作品になるでしょう。
最後までありがとうございました!
