僕は自営業でパソコンとは関係のない製造の仕事をしています。

ただ、パソコン関連は興味があって、CGやウェブサイトの作成は入門書を片手に趣味でやっています。

3DCGの作成やアニメーションやウェブサイトのHTMLや、YouTubeに動画を載せる際に必要な知識として著作権法の本を買って読んだり、そういう勉強を趣味でやっているわけです。

プログラミングだけは、入り口でつまづいて結局まだ入門もできていません。

3DCG編集ソフトのBlenderで、プログラミング言語のpythonの編集ができると参考書に書いてあったものですから、Pythonの入門書を買ったものの、こればっかりは難しくてわからなかったのです。

で、オンライン副業のクラウドワークスでプログラミング初心者向け講座に対する感想を書いたら数十円だけどお金をくれるというものがあったので、応募したわけです。

お金は少額だし、どうでもいいのだけど、入門できなかったので入口の手掛かりを得られたら十分に値打ちがあると思ったので。

講座の内容は当然秘密にしなければいけないので書けません。

ただ、プログラミングのわからない僕にも、明確におかしいとわかることがあります。

プログラミングとは別のウェブデザイン分野の話でプログラミング講座とは無関係なので書きますが、HTMLとCSSの話を始めたらおかしいです。

HTMLとCSSというのはウェブサイト、つまりホームページを作るために必要なデータファイルの種類です。

例えばiPhoneのsafariでインターネットを使ってどこかの会社のホームページを見ます。

この時にホームページが表示されるのは、会社の(または会社が借りている)サーバーにあるHTMLファイルという種類のデータファイルをsafariで読み込んでいます。

HTMLファイルというのは、ファイル名と同じHTML(ハイパーテキストマークアップランゲージ)というコンピュータに命令するための特別な言葉で書かれたホームページの設計図です。

「見出しは『お家でお手軽健康レシピ』と表示しなさい」とか、「背景にはサーバにある『背景.jpg』という画像を表示しなさい」とか、そういうホームページのデザインをHTMLという言語で書いてまとめたデータファイルがHTMLファイルです。

CSSというのはスタイルシートといって、HTMLの共通設定をまとめて便利にするための補助的なデータファイルです。

例えばどこかの会社のウェブサイトで、トップページも商品紹介ページも住所などが書かれたアクセスのページもお問い合わせフォームのページも、全部のページでページの上部に会社のロゴマークを表示しているとします。

全てのページのHTMLファイルに「『ロゴ.jpg』という画像を表示しなさい」という命令を書いておけば表示することができます。

会社がロゴを新しくしましたら、ホームページのロゴを入れ替えるにはどうしたらいいでしょう?

全てのHTMLファイルを一つ一つ、全部直さなきゃいけません。

うっかりすると、一部のページだけ古いロゴが残ってしまうかも。

そういういくつものページで共通の設定は、CSSというデータファイルにまとめて「ロゴマークを表示する」って命令を書いておいて、それぞれのページのHTMLファイルには「CSSファイルを読み込む」って書いておけばいいのです。

そうすれば、同じことをいくつも書かなくても一つにまとめられるのでデータファイルの大きさが小さくなってサーバのデータ容量を節約できますし、変更があったらCSSファイルだけを直せば、HTMLファイルを読み込むときには変更済みのCSSファイルを読み込んでくれるので一つ一つ直す手間がありません。

HTMLファイルとCSSファイルは、どちらも同じHTMLという言葉を使って書かれていて、CSSはHTMLの編集や管理を便利にするための補助ファイルなので、いざとなったらCSSにまとめて書くようなことも一つ一つのHTMLファイルに書いておけばCSSがなくてもホームページは機能します。

ところで、HTMLという言葉はプログラミングができません。

例えばパソコンやスマホから「現在の時刻」の情報を取り込んで、その情報に従って朝の時間帯だったらホームページに「おはようございます」、昼の時間帯だったら「こんにちは」、夕方は「こんばんは」という時間帯ごとに決められた違う文字を表示することは、HTMLではできません。

代わりに、HTMLにはスクリプト、つまりプログラムを組み込むことができます。

このスクリプトは、JavaとはPythonとはC#とかいくつも種類のあるプログラミング言語を使って作られた、HTMLとは別の分野のものです。

つまり、ウェブデザインのHTMLとプログラミングのそれぞれの言語は、上級編で組み合わせて活用することはできるけれど、初心者向けのレベルでは全く無関係で、初心者向けのプログラミング講座にHTMLの話が出てくるのはおかしいです。

ましてや、CSSなんか別分野の上にパソコンに命令するための言語ではなくてデータファイルの種類なので全く関係ないです。

プログラミング初心者だからパソコンを全く知らないと侮っているのか、最終的に何も知らない人に「あなたでもできる」といって教材を売るつもりなのかしりませんが、プログラミング初心者講座として明らかにおかしいものに僕は出くわしました。

 

クラウドワークスで受けた仕事は複数回の講座の記事を読んで感想を書くものだったのですが、「僕はプログラミング初心者だけど、HTMLはプログラミングには関係ないことは知っています。今回の感想は『なんだか怪しいぞ』と感じた」という感想を書いて送信したら、次の講座の記事が届かなくなりました。

インターネット上には「初心者でもできる」とか「こんなに儲かる」とか魅力的なことばかり書いていて実際にはプログラミングの内容には触れていないとか、関係のないものをプログラミングだと言っている得体のしれない記事が存在しています。

他はみんな正しい記事だけど、僕がたまたま偶然申し込んだ講座ひとつだけがおかしい、それにピッタリはまったなんて偶然があると思いますか?

そんな馬鹿な話はありません。

僕は無料だからひとつだけ申し込んでみたものがめちゃくちゃだったので、他に申し込みはしていませんが、どうせ高いお金を出して勉強するのならある程度有名な、口コミ情報の多い講座を選ぶのが良いです。

教材なら、本屋さんへ行けばきちんとした入門書が2000円くらいで買えます。

ネット上の、最初に夢と希望を与えることばかり無責任に書き立てているものは信用してはいけません。