確定申告の準備をしていたら、「公金受取口座の登録受付が始まりました」という案内を見ました。
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何のことかと調べてみたら、デジタル庁のサイトに以下のような説明がありました。
国民の皆さまが金融機関にお持ちの預貯金口座について、一人一口座、給付金等の受取のための口座として、国(デジタル庁)に任意で登録していただく制度です。
なるほど。
特別定額給付金10万円のとき、めちゃくちゃ混乱しましたからね。
あらかじめ口座を登録しておくと、スピーディに給付金を受け取れるようになるみたいです。
公金受取口座の登録は、まずはe-Taxで確定申告する人を対象に始まったとのこと。
今年春にはマイナポータルでの登録受付が始まり、金融機関の窓口で登録できるようになるのは来年後半だそうです。
よし、確定申告のときに登録しよう。
入出金記録や残高が国に見られることはないとされているけど、まあ普通に信用できないので、あまり使わないゆうちょ銀行の口座を登録しようと思います。
ちょっと気になったのが「預貯金口座付番制度」との違い。
何年か前に銀行口座にマイナンバーを紐づける制度が始まり、「預金封鎖の前触れか?!」みたいな感じで陰謀論が飛び出したりもしましたが、この制度と「公金受取口座」とは全くの別物だそうです。
どちらも登録は任意だけど、マイナポイント第2弾の対象となるのは「公金受取口座」のほうで、「預貯金口座付番制度」ではない、というのは混乱を招きそうです。
現在銀行窓口で登録できるのは「預貯金口座付番制度」だけなので、「設定したのに、マイナポイントもらえないじゃん!」とクレームをつける人が増えそうな予感。
世の中が便利になるのはすばらしいけど、「便利になるまで」の過程ってどうしても混乱が起きてしまう。
「公金受取口座」と「預貯金口座付番制度」の違いに気をつけましょう!