無責任社会 | 視覚障害投資家のHappy Days

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お金に関することを軸に、視覚障害者(弱視)である僕が、言いたいことをどんどん発信していきたいと思います。

「法令を守りましょう」、当たり前すぎてあえて言う機会もなかなかないけれど、本当に”当たり前”になっているのだろうか。

道を歩けば、信号無視をよく見かける。
話を聞けば、「うちはサービス残業が多くて」といった愚痴が飛び出す。
ニュースを見れば、本当に困っている人が生活保護を断られる、というか申請さえさせてもらえない。

・・・いったい何なんだ、この状況は。

これらはすべて違法行為、すなわち犯罪である。
警察は何をやっているのか。


信号無視は犯罪である。
サービス残業という名のもとに、賃金を払わず働かせるのは犯罪である。
生存権に基づいた生活保護を、申請手続きをさせないのは犯罪である。
これらを行なった者はすべて逮捕し、裁判を経て罰金や懲役刑を科すべきである。

以上、至極当然のことを書き連ねたが、果たして現実はどうだろうか。



やはり人手不足なのだろう。
警察官が足りず、治安を守りきれていないのが現状なのかもしれない。
ならば、一般人が逮捕できる権利「現行犯逮捕」を活用して、犯罪を行なったものを逮捕してもらい、それに見合った報酬を支払う――という制度を設けてはどうだろうか。
例えば、信号無視は5万円以下の罰金(または3ヶ月以下の懲役)であるが、罰金5万円とし、国庫に入る5万円のうち半分の2万5千円を逮捕協力者に支給するのである。
逮捕の際の証拠確保(映像記録など)や運用ルールなど細かい点はつめる必要があるが、この制度ができればよりよい社会になることは間違いないだろう。


もっとも、森友問題に見られるように、政府みずからが「法令なんて守らなくてもいい、好き勝手にやればいい」と考えているのならば、こんな制度はできないし、形ばかりの法治国家で内実が伴っていない二等国に成り下がるだろうけれども。


問題の絶えない「学校でのいじめ」も、少なくないケースが犯罪である。ケガをさせたりモノを盗んだりするような事例では、躊躇なく加害者を逮捕し刑罰を科すべきだろう。