続いて「エホバの証人はどんなことを信じていますか」というWebサイトの記事を読まれています。
1.イエスの父であり神であるエホバ神を信仰している。
私に言わせると、そもそも「イエス」という宗教者は居なかったと理解しています。
もちろん神とは、信仰していると言ったその人の意識のなかに形作られた「幻」であり「妄想」です。
2.聖書全体を神の言葉として受け入れている。ある部分は比喩的もしくは象徴的な言葉で書かれていると理解している。
では、創世記1章と2章を例に取ってみましょう。
実は人間が出現する順序が違っています。
1章は植物→動物→人間の順、
2章は人間→植物→動物となっています。
これは何を意味するのか考えてみますと、旧約聖書の創世記も各地に色々な話が伝わっていて、それらをまとめたためにこのような状態になったのだと思います。
神から聞いた言葉なら一致しているはずですが、差異があるのはそうじゃないように思いますね。
3.イエス・キリストを救い主、神の子と認め、従っているクリスチャン
先に述べたようにイエス・キリストという人物の実在証明がありません。
そしてエホバの証人はイエスを神と認めていませんので、「キリスト教徒」の意味の「クリスチャン」というのはふさわしくありません。
中略
7.地球は人間の永遠の住みかとして創造された。神に従順な人々は、ハルマゲドン後、楽園に変えられる地球で永遠の命を楽しむことが出来る。
せっかく楽しい夢を見ておられるのに水を差して申し訳ないのですが、地球の存在は永遠ではありません。
太陽が寿命を迎えたときには、ゴキブリさえ住めない天体になるでしょう。
太陽クラスの恒星の寿命はおおよそ100億年、現在46億年余り経過しているそうですから、あと54億年ですね。
また、生物の発生に「神の手」が加わったとは思いません。
宇宙のどこかの天体から「アミノ酸」などが地球に到達し、たまたまその原始地球が生育に適した環境であったに過ぎないと思います。
生体について、ものみの塔の冊子などでは「この複雑さ、緻密さは自然に出来ない。神の手が加わった。」と書いていますが46億年もあれば、進化や突然変異を繰り返し、今のような形になったのだと、技術者の端くれは考えます。
で、ハルマゲドンは起こりますか?
あとは・・・一々解説するのが面倒になってきたので、このあたりで失礼します。