Frank Zappaの「Black Page#1」って曲、Terry Bozzioが存在してたからできた曲だとか・・・。
この曲は全編インスト(歌なしの曲だけ)。
「ロック至上最難」とまで謳われている程の曲だというのだからどんなんかと。
ホントにチョロっとだけ調べたくらいで、当時は「Frank Zappaは【(音楽的に)奇人・変態】」という情報だけしか持ってなかった。
奇人・変態というわれてるだけあってこの「Black Page#1」は並大抵の曲じゃないなと。
色々考えても埒が明かないのでとりあえず聴いてみることにした。 当時高校1年。
・・・。
想像してた感じと全然違うくて「( ゚Д゚)」って顔なった記憶が未だにあるw。
アルバム「Zappa In New York」のDisc2に収録されてるやつ探してみたけど動画なかった。
ホンマはシンセやらパーカッションやらが後ろでチャカポコいうたりしてるんやけどw
この曲、4拍3連とか「○拍○連」系の表記がウジャウジャでてくる!!
そういう譜面をみるとワクワクするけど実際、叩かれへんw
ってかちゃんと理解してやなこの曲全編は演奏できないよね。
「Black Page」に限らず、全楽曲面において変拍子・連符・ポリリズムなどを駆使し執拗に変化する複雑なリズム、転調・移調の多用と独特のハーモニー、多彩なヴォーカルと分厚いコーラス、長尺のギター・ソロに代表される豊かな即興、大胆な他作品の引用などが特徴であるが、それらをあくまでポピュラー・ミュージックの埒内で構成する姿勢がFrank Zappaの持ち味なんかなー。
それだけに色んな音楽に通じてて、実は彼は音楽の高等教育も受けていることもあり、完璧までの楽譜を書き上げ(当時オーケストラのスコアが書ける唯一のロックミュージシャンと言われていた)、バンドのメンバーには一音一音その楽譜通り忠実に演奏することを求めたらしい。
メンバーはクラシックの音楽家のように彼の指揮の下、彼の表現したい芸術を再現した。
ほとんどのメンバーはライブでもほとんどアドリブなどはできなかったらしい。
この「Black Page」は複雑極まりない楽曲なだけに、他のメンバーは1度もまともに演奏できたことがないという話もあるw
個人的にこの曲、両手右足は複雑な譜面を叩いてるのに、左足(ハイハット或はスポークスハッツ)はずっとテンポ60を刻み続けてるのが凄まじいと思ったw
エゲツナイやろw
なんかい聴いても頭から湯気出る(´・ω・`)