レーニエ3世といえばグレースケリーが嫁さんということでも有名だね。
この人もクルマ馬鹿だったようで、自身が収集した100台以上ものクルマを
保管・展示する自動車博物館をフォンヴェイユ地区に作ったそうだ。
イメージ 1
さっそく館内へ突入だ。
1階にはフォーミュラマシンがズラリ並んでいたり、
イメージ 2
フェラーリやBMW、アルファロメオなどなど名だたる名車や、
古い消防車やロードカー、レアなラリーカーがやたらあったり、
イメージ 3
2階にはヴィンテージ物のクルマや19世紀の馬車まで展示してあった。
これらが全て完調に整備されていて実働コンディションを保ってるんだって。
ホントにこれも動くんかな?
イメージ 4
モータースポーツの発展にも貢献したらしく、相当なカーマニアなんだな。
出口に設置された土産ショップで思惑通りに買い物を済ませ駐車場に戻る。
つまりこれでモナコ公国観光は終わりを迎えたのだ。シクシク(泣)
 
次に向かったのは南仏エズ村。
モナコとニースの間に位置する歴史のあるとても綺麗な村だ。
イメージ 5
ここでランチを食べることにした。
テラス席のあるレストランで合鴨のなんたらって料理とデザートを食べた。
イメージ 6
食事を終え、エズ熱帯植物園を見学した。
俺は植物に全くの興味を持たないので、サササッと適当に見てまわり、
パシャパシャと適当に写真を撮り、
イメージ 7
同行者をそっちのけで、すぐにお土産を買いに行った。
ここエズ村のお土産といえば、フラゴナールの香水が有名だ。
イメージ 8
俺は香水に全くの興味を持たないので、ここでは石鹸を買うことにした。
レジに並ぶと、俺のすぐ前にいた中国人カップルが500ユーロ札で
支払いをしようとして店員さんと揉めている。
ニセ札が横行するヨーロッパ圏ではトラブル回避のために
たいていの店で50ユーロ以上の高額紙幣が断られることを知らないのか?
さんざんモメて、中国人カップルは結局何も買わずに店を出て行った。
アホか。
 
続いて村の土産物屋でポストカードも買った。
モナコやニース、エズっぽいデザインのカードを5枚選びレジに持ってく。
 
俺「じゅ ぷらん さ」(これください)
店「3個?」
俺「え?のん。5個。ふぁいぶ。」
店「ファイブ?3個?」
俺「違う。5個!」
 
この辺でハッと気付く。
3個じゃなくて「サンク」って言ってるよ、店員さん。
恥ずかしくなって支払い後にダッシュで店を出た。
 
ガイドさんや同行者と集合し、ニースの街を再び訪れた。
シャガール美術館を訪れるためだ。
この旅の観光スポットとしては最後の場所だ。
マルク・シャガールのステンドグラスや絵画を展示している。
イメージ 9
あまり絵画や美術に造詣が深くない俺は一通りサササッと見学して、
敷地内の庭に併設されていたカフェでコーラを注文し、タバコを吸った。
「あん。こか。しるぶぷれ。」喉が乾いたらこれを連呼だ。
イメージ 10
同行者2名は来てよかったーと感慨深いようだったので、なによりだ。
そろそろフライトの時間も差し迫る。
とうとうシャルルドゴール空港に向かわねばならない。
楽しかった旅行もゴールが近づいてくる。