ひとまず街に出て、お土産を物色し始める。
この頃になると、もう堂々と街を闊歩でき、ユーロの換算もパッとできるようになる。
 
道中、外国人に「モシモシー。アナタ、サムライネー。ニホンダカラヨ。」と、
話しかけられたので、嬉しくなって「サムライじゃない。私はニンジャだ。」等と
返すと「オー、ニンジャ!アリガトゴザイマース」ってどっかいっちゃった。
理解してたのかなぁ?
 
その後、日本人らしくしこたまお買い物をし、カフェでカプチーノをオーダーする。
「あん。かぷちーの。しるぶぷれ。めるしー。」
もはや日常では困らない会話力がついたようだ。
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コースに戻ろうとすると爆音が聞こえはじめる。既に最後の予選が始まっているようだ。
しまった。ちょっとのんびり散策しすぎたようだ。
大慌てでスタンドに戻るが、さきほどの良席は当然埋まっていたので、
シケイン後のストレート区間を金網越しに観戦した。
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ようやく、雑誌などでも見慣れたF1が走っている。
 
フェラーリ312T2!
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マクラーレンM26!
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ペンスキーPC4!
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ティレル007!
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おそらく帰国後にスロットカーを買っちゃうんだろうな。
葉巻F1も揃えたくなっちゃうんだろうな。
あと、一眼レフカメラも欲しくなっちゃった。
 
予選が終わったが、そのスタイルと迫力と排気音と実際に走行している姿に感動し、
しばらく席を立てなかった。そのくらい素晴らしい体験だった。
 
その後、同行者2名と合流しニースに戻った。
この日の夕飯は前日の反省も踏まえ、美味しいものを求めに海岸線まで出てみた。
街でフェラーリやポルシェが走っていても全然珍しくないモナコをみているので
写真なんかはもう撮らないようになっていたが、さすがにコレは撮影した。
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なんていうモデルだろ?ネットで調べてもわからなかったよ。
徒歩移動に疲れたので、路面電車で移動した。切符を買い乗り込む。
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10分ほどで海岸沿いにでた。
俺たちが宿泊しているホテル周辺は閑散としていて、あの有名なニースとは
思えなかったが、どうやらこっち側が本当のニースなんだね。
高級ホテルにカジノ、ビーチ、教会など素晴らしい景観だ。
 
夕飯はビーチに店を構えるシーフードレストランに決めた。
なんとも雰囲気のよいお店だ。
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だんだんと日が暮れていき、街がライトアップされていく。
ここでサラダ、海老のなんたらって料理、クリームブリュレを食べた。
うまかったなぁ。
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帰り道は腹ごなしも兼ねてホテルまで散歩だ。
路面電車の線路がスロットカーのコースのようだった。
さしずめニースサーキット4レーン。
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途中で庶民御用達のスーパーで買い物をした。
前日に水族館で3.5ユーロを支払い買ったファンタが1.5ユーロだったり、
モナコ物価の高さを再確認し、ホテルに帰ってシャワーを浴びて寝た。