陸の王者と言えば、「慶應」。
ボクは、この「慶應」には縁がありませんでした。
中学受験で「慶應義塾中等部」を受けるも、
全く歯が立たず、見事に不合格!
大学受験では、
志望学部が文系学部にもかかわらず、
受験科目に数学が必須で、
受験すらできずに断念!
おまけに、ひとつ前の会社では、
社長を筆頭に上司も周りもほとんどが慶應義塾大学卒!
言うまでもなくボクは出世ルートには乗れず、
まさに「慶應にあらずんば人にあらず」な会社でした。
そんなボクですが、
先日、人生で初めて「慶應義塾大学」の門をくぐりました!と言っても、慶應は慶應でも、
三田でも日吉でもなく、
信濃町にある「慶応義塾大学病院」!!
3月に受けた健康診断の胃カメラで、
十二指腸に隆起物が見つかり、
隆起物の表面の組織の生検はセーフでしたが、
中身が何かわからず、
慶應義塾大学病院の腫瘍センターの紹介状をもらい、
超音波内視鏡での精密検査を受けてきました。
内視鏡医は女医さん。
嘔吐くことなくカメラを飲み込めて、
ちょうど検査が終わるころに麻酔が解け、
麻酔の量も適切、とても上手でした。
後で調べたら、あちこちの大病院で活躍してきた、
結構有名な医師でした!
で、先日、検査結果の説明があり、
検査をしてくれた女医さんが、
「大丈夫、生理的なものですよ。」とのこと。
「中身は何でしたか?」と尋ねると、
「ブルンネル腺腫です。」。
「ブ、ブ、ブル、ブルン・・ネ・ル???」
聞いたことがない言葉なので、
それはなにかと尋ねると、
「人の爪みたいなものですね。」とひとこと。
人の爪みたいなもの???
余計わからなくなってしまいました。
しかしそれ以上聞けず、
帰り道に考えました。
要は、爪は皮膚の一部で、
皮膚の角質が変化して固くなったもの。
「生理的なもの」とはそういう意味なのでしょうね。
十二指腸の中にあるブルンネル腺が
増殖して固まったということのようです。
ただ、ブルンネル腺癌というものもあるようで、
経過観察ということで
半年後にまた胃カメラを飲むことになりました。
ま、安心して受けられる病院なので、
先生に身を任せることにしましょう。
隆起物が悪いものではないと分かれば、
安心して生活できますしね。
ということで、検査で引っかかるも、
とりあえず一安心というお話でした!
やれやれ、よかった。