③〈ワイルドグレイ〉勉強放送 Q&A | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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恵化的公演生活(ふぇふぁろうん こんよんせんふぁる)YouTubeチャンネルの「ワイルドグレイ勉強放送」の抜粋。私にはこう聞こえたという意訳です。

 

 

ワイルドの頭の中はボシでいっぱい

 (1:20:28)

Q. 6/22の夜公演でギョンス・ワイルドがスビン・ロスに「ボシ」と呼びかけてから(しまったという風に)額に手をあてた事件について、言いたいことは?気分はどうだったか?

 

スビン:「エピファニー」のナンバーの直前に「ボシだけ捨てれば良い」というシーンだ。いわば恋人が自分に向かって別の名前を呼ぶようなものだ。お?とは思ったが、それでもいい、という気持ちでけりをつけた。

 

MC:ギョンス氏もそれが心に残っていたらしく、グレイコンの舞台挨拶の時膝をついていた。(謝罪のポーズ)

 

ジョンミン:私も前シーズンに童話のシーンでやったことがある。頭の中がボシでいっぱいだから、口から「ボシ」と出てしまう。

 

 

(1:23:32)

Q. 「M4.ワイルドグレイ」でロスがワイルドから「アルフレッド・ダグラス」という名を聞いた時に複雑な表情を浮かべるが、その時のロスの感情は?何を考えるか、その理由を聞きたい。

 

ジョンミン:私がナンバーを歌っている途中のシーンだから、ロスたちは大変だ。与えられた時間が限られているから。だから出来る限り、少しでもその後のセリフを遅く言うようにしている。

 

スビン:ダグラスについて噂しか知らなかったが、クイーンズベリー家は有名だし、ある程度イメージがあったと思う。なぜそこまで夢中になるのかという疑問が一つ。噂によればまともな人ではなさそうなのに、というのが一つ。短時間だが、そんな事を考えている。そんな相手がいることにも不安がよぎる。嫉妬は無いが危機感がある。

 

 

(1:28:28)

Q. ボシとして、これだけは自分が最高だ、と思う自慢を一つして欲しい。

 

フィ:「(ワイルドに対する)愛」(他の2人、フィの顔というジェスチャー)

 

 

(1:28:55)

Q. パリから戻ったワイルドの家をボシが尋ねると、そこにロスいる。ボシの心情は?

フィ:呆れて物が言えない。戻ったのが今日なのに。それまで家族もいるからワイルドの家には行かれなかったし、パリに行っている間は会えなかった。戻ったと聞いて一瞬顔だけ見るつもりだった。ボシなりに配慮して心配しながら恐るおそる行くと、驚くことに中に入れと言われる。予想もできない贈り物のような状況だ。ワイルドが暮らす家はどんなか、初めて、ウキウキしながら入っていくと…。(ジョンミン:「挨拶して」と。)

 

…?は?今日戻ったんじゃなかったの?その一方で、知らない客がいるなら貴族としてそれなりの態度は保たなければならない。一言で、呆れた。

 

(1:31:08)

MC:初めて観た時の、このシーンを今でも覚えている。ワイルドがセンターへボシを招き入れるが、そこにロスがいる。それを見て、言葉が悪いけど、「何だよあれ?!」その時からだと思う。変な奴らだと思い始めたのは。

 

 

(1:28:55)

Q. ワイルドにとってロスとは?

 

ジョンミン:最近よく感じる。自分が寄りかかれる唯一の安息所だと。以前はロスに対して自分の本心とか感情を隠す方だったが、この頃はロスといると感情が出てしまう。崩れる姿を見せたくはないのに、ロスが全員新しくなったせいか分からないが、弱い姿も見せるし。

 

フィ:本当にむかつく。(一同笑)僕が唯一寄りかかれるのがワイルドなのに、ワイルドが寄りかかれるのはロスだって。どれだけ腹が立つか。

 

MC:ワイルドの唯一の安息所だと、ロスは知らないのでは。

 

スビン:知っていると思う。それで余計にそばにいたいと思う。

 

 

(1:28:55)

Q. 前シーズンの対話の時に、ボシたちがいつわめき始めるか分からないから怖いと言っていたが、今年のボシたちも怖いか?

 

ジョンミン:はい。突然くるから。私は驚きやすくてビクッと体が動く癖がある。役を離れてなにか恥ずかしい。まだあからさまに見せたことがないから幸いだが。

 

 

(1:34:53)

Q. ジョンミン・オスカーのボシへの限りない愛は大学路界隈で有名だが、ボシに最も心が向かう瞬間はいつか?

 

ジョンミン:「あなたの目」を歌い終わって、ボシが私に振り向くとき。その時の眼差し。

 

フィ:涙が出そう。悲しくなってきた。(泣き笑い)

 

MC:おい、フィってば。(ティッシュを差し出す)完璧な「T(思考型)」なのに?!(反対の「F」が感情型)

 

フィ:そう「T」だ。

 

ジョンミン:2人の視線がバチッと合う時、2人はひとつになる。ワイルドがボシで、ボシがワイルド。私がお前の肖像画だから。これまでの経験、理解できなかった言葉、行動などが、ここですべて不要になる。

 

フィ:僕が一番安堵感を感じるシーン。

 

ジョンミン:私も。その後、すぐにロスが入ってくるまでの刹那の瞬間に私も大きな安堵感と、正体の分からない勇気を感じる。ボシが「もう怖くない」と歌う時に、私も同じ気持ちをひしひしと感じる。

 

MC:(フィに)感情的になってどうしたのか?

 

フィ:分からないが、今日は公演の時も物凄く感情が…何と言うか、公演の時からそうだった。終わっても感情が冷めない。

 

ジョンミン:ワイルドグレイの場合は、心置きなく泣くこともできなくて感情を解消できないから、終わってから突然感情が噴出することがある。

 

フィ:初演の時、公演が終わって化粧室で大泣きしたことがある。今までそんなことは一度も無かった。公演が終わればうまく切り替えできるのに、この公演が唯一の例外だ。

 

MC:チョン・フィに対して認識が間違っていたかな。

 

フィ:普通はこうじゃないし、他には一度も無い。

 

MC:「『あなたの目』を歌い終わって」と言った瞬間フィの目が潤んできて、番組的には泣かせておくべきなんだが、びっくりしてしまった。

 

ジョンミン:感情的な最高潮を迎えた所で、すぐに次のシーンに移らないといけない。これは正直、感情の拷問のようなものだ。感情処理をしないまま、何事も無かったかのように次に行く。エピファニーを歌った後は、私が退場する。そのシーンの感情を抱えて退場できる唯一のシーンだ。ありがたいことに暗転だからボロボロ泣きながら退場することが多い。嗚咽レベルまで行くこともある。

 

フィ:(感情を出せずにいると)涙がずっと胸の中に溜まっている気がする。

 

ジョンミン:〈ワイルドグレイ〉だけだと思う。他の作品ではほとんどない。