〈人間探求生活〉観劇記録 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
全ては自分の予習復習のため
(注意: 目標はネタバレ100%)
近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

3/3

定価70,000wのところ、30,000w!というタイムセールが出たので、最後の枠に入れてみた。


端っこながら円形劇場のセンブロ1列目が取れたので、どんだけ余ってるんだという話。


もしかして、凄いへなちょこ作品なのかも…と思ったが、LE役のチョン・ペクソンを愛でるのが目的なので大丈夫。彼は2022年デビューの24歳。


DA役の子も身体能力が半端なくて、ノダムのダンサーとかやれそう。ナ・ジェヨブ?気になる。歌も演技も◎


以前のことはよく知らないが、コロナ時代の少し前くらいから、まあまあ歌えて演技もできて、見た目も悪くない若手がゾロゾロデビューしている気がして、目移りし放題で困る。


ちなみにDAはコンピュータに管理された人生に疑問を持ち、感情安定剤の摂取を唯一拒否している存在。最大の目標は、この味気ない人生を終わらせること!


https://youtube.com/clip/UgkxCpxDdrJbzC3t3EuMcLV8yN55lJUYg9Ii?si=lX9AUBLoRbXVCY3e



さて実際見てみたら…期待の数倍面白かった!幼稚との声も聞かれるが、〈カポネミルク〉よりずっと中身があって見応えあるてへぺろ


地球の姉妹星にある「ユートピア」で暮らすユートピアンたちは、クローン技術を手中にしたので永遠の命を享受している。全てがコンピュータの管理下に置かれ、他人とは常にソーシャルディスタンスで触れ合わず、完全な個人生活を送っている。人との距離が近づくと警戒音が鳴り響き、定期的な摂取に加え興奮の兆候が見えると感情安定剤の吸入が促され、喜怒哀楽もほぼ無いユートピアンたち。


ところが突然、コンピュータが45日後の滅亡と、それを回避するカギは「地球…」と告げたところで止まってしまう。


とりあえず地球向かった委員長LEと惑星学者PLが、既に滅亡してしまった地球で「ロミオとジュリエット」を発見する。そこにはなんと「愛は全てを救う」みたいな事が書かれていた!


感情の揺れを経験した事がないユートピアンたち。「愛」とはいったい何ぞや?とにかく実演してみることにするが、演じるためには感情が不可欠!しばらくは感情安定剤の摂取を止めることにする。


愛に「落ちる」から、愛とは「穴」なんじゃないか?と考えたり、近くで見つめ合う演技だけで大騒ぎだし、手を繋ぐシーンはほとんどパニック状態笑い泣き


この辺、コロナ時代の経験を取り入れたんじゃないだろうか。


話は進んでいき、ジュリエット(役)の目から「涙」が!検査用サンプルを確保し、色々実験する彼ら。


結局、彼らは様々な感情を経験して、今迄とは違う価値観を見出して行動し始めるのだけど、果たして滅亡は食い止められるのか?!


結末はハッキリしていなくて、どう解釈するか、どう話を続けるかは各自…なのかな。


目の前で演技するペクソン君を楽しめることだけじゃなく、作品自体にも妙な魅力を感じたので、もう一度見に行こうか考えていたら、無料中継があるというのでまずはそれを見ることにする。



ところで、劇場はグッドシアター。初めて行った。


バス通りのDAISOの左にバスキンロビンス、路地を超えたビルの地下2階にある。地下1階は結構広いレモンマート。エレベーターで降りると…


ピカピカで綺麗!新しいのか?



ロビーは広くて座る場所もたくさん、しかもカフェまで!この劇場で見なくても、ロビーを利用したいくらい。(あと、退勤をロビーでやっていたっぽい。)


舞台自体は忠武ブラックみたいで、椅子はふんわり。



5月11日まで。ぜひ見に行ってあげて〜。ニヤニヤ


(3/26追記:3/28(金)で早期終了が決まったとのこと。ゆるい感じが意外に好きだったんだけどー。)