演劇〈スタークロスト〉観劇記録 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

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好みのキャストの組み合わせが枠にハマるのを待っていたら月末になってしまった。


最初で最後の観劇は、ジュヒョプ・マキューシオ中心に選択。


いやはや、面白いね!非常に面白い。


キャピュレットの舞踏会に忍び込むロミオとマキューシオ。詩を語るかのようなセリフ回しで優雅にシーンは進むのに、見つかりそうなロミオを逃がすため、警備にあたるティボルトの胸ぐらをつかんで突然キスするマキューシオ。


形式ばった表現に身を委ねていたら、いきなりどつかれたようなショック。むやみやたらとドキドキする驚き


そこから消しても消せない2人の禁じられた恋が始まる。


一夜を過ごしたティボルトが、朝マキューシオの部屋から消えなきゃいけないのに逃げきれず、女中に見つかってしまうのはどう見てもハプニングだった気がする。逃げおおせるのが本当ぽい。


既に連続観劇していた知り合いに聞いたら、当初は台本通り見つからずに去っていたが、ある時アクシデントで見つかってしまったという。面白いので、わざとアクシデントを起こして見つかってしまうお笑いコーナーになったそう。


その後、逢引するため森に来たマキューシオが、上着を着ていないのをティボルトに指摘され、“옷만 입고 올게! (ちょっと着てくる!)“ と言って慌てて引っ込んだ。


非常に恥ずかしかったと退勤でジュヒョプ君が苦笑い。

「舞台に出た瞬間気づいた。『ほら、見ろ。君が朝、私を疲れさせ、あれこれ事態を収拾して大変だったから、服も着てこれなかった』そんな感じで引っ込んで、上着を着てきた。恥ずかしい。広場じゃなくて、2人だけの森だったから、どれほど幸いだったことか。本当にびっくりした。」

恋の炎に身を焦がす2人。様子がおかしいと噂が広がり始め、2人は広場で剣劇を演じる。


この辺、表面的には原作通りの展開で、しかし実は…という隠された恋物語が綴られるのが非常に巧み。


〈スタクロ〉凄い面白い!と上記の知り合いに言ったら、「今ですか!」と笑われた。そう、今頃そう言ったところでマッコンが2日後の3/2だから。


ティボルトの事情と生き方とか、考えさせるところもあるし、まだこの先も上演期間が続くならファーストマンと合わせて密航を企てていたかもしれない。飛行機


非常に人気があったので、そう遠くない将来に再演されるのではないだろうか。観念して再演を待とう。


ついでに言うと、ドンファさんは〈最初の人間〉よりこっちのティボルトの方が素敵。