6/29
もしかすると、なぜか目が行くジェボム・オリバーと、私が1番期待するチンジュ・クレア。
シン・ジェボム君は可もなく不可もないイメージだったのに、〈レットミーフライ〉のキラキラ感が嬉しい驚きだった。
シアンさんのジェイムズも情が深くて大好きだ。わくわく。
実際見たら、ここまで感動的な作品だったと驚くほど。最高!最高!最高!
舞台と中継を数回ずつ見て、セリフも全部確認済みで、目新しいことはないのに、知っているのに知らない舞台みたいな不思議な気分。
知っているから、最初の ”나의 방 안에“ から涙が出るけど、2人があまりにフレッシュで、2人の感情は今初めて感じるものだから、私も初めて見るお話のような気分なのである。
客席には初めての人がかなりいたらしく、お馴染みのシーンでも素直な笑いが巻き起こったり。それで劇場全体の雰囲気が良かったのもある。
オリバーが基本笑顔で設計されてる感じで、どんなに悲しくても基本笑顔なのが切ない。
もちろん出番の少ないシアンさんの存在が物語の深みを生んでいるのは言うまでもなく。思い出のジェームズがピアノ演奏をした後、立ち去る前に本当に微かにうなずくのが…×2
いや、とにかく、名作とはこういうのを言うんだろう。
俳優の歌声がどうの、演技がどうのという考えが浮かぶ隙間のない、物語の世界に没頭できた素晴らしい時間だった。
8/16
ウッチン君の動きや表情がロボットそのもの。型取りしたみたいな表情や動きのディテールが作り込まれているものの、笑いを取ろうとするあざとさに見えなくもない。
前髪を左右に分けて固めたクレアのヘアスタイル、ミンジェちゃんに合ってないし可愛くない。
開始後しばらくは、そんな雑念と共に鑑賞。
…していたけど!
中盤からは物語に引き込まれて
ストーリーの持つ魅力には抗えない。
8/21
この頃贔屓のウノ君オリバー。チンジュ・クレアとの組み合わせは期待大だったのだが…。
どうしたことか?〈バージニア・ウルフ〉で私を心地よく包み込んだウノボイスが…包み込んでくれない。29日にあれほど私を感動させたクレアも力を発揮しない感じ。
かと言って何が違うのか、正確に指摘はできないのだけど。もしかすると音響???
同じ回を見ていた知人も両手をあげて感動!というわけはなさそう。恐る恐る感想を聞いてみると、やはり音響に問題があるのでは?というご意見だった。
本当に舞台は一期一会…。
ところで、ソウル滞在初日の8/16は台風7号の接近で、午後からの便は軒並み前日から欠航決定!私の便は11時台なので欠航の知らせはない。
しかし空港まで2時間半の道のり、豪雨の場合は電車の遅れ、悪くするとストップの可能性もあるかもしれない。
そこで急遽、成田前泊を決めてホテル検索。幸いなことにホテルズコムの無料1泊分でちょうどカバーできたのでサービス料650円で予約することができた。
15日の夕方、空いた電車で交通の乱れも関係なく京成成田に移動。翌朝はホテルの無料朝食でスタートし、シャトルバスでドアtoドア。
時々ざーっと雨が降るが、タイミングが良くて傘の出番は無し。空港もガラガラで、普段より快適な旅のスタートだった。
ホテルはセンターホテル成田1。
ガラすき〜。
乗り込む頃には大雨。でもソウルは良い天気だった。