夏の作品(その3) | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

韓国ミュージカル
自分の予習復習用につき、かなりの偏りあり
(注意: 目標はネタバレ100%)
メモ付き写真アルバムとしても使用中

この手の情報発信力はあまりない(基本不親切)と思っているのだけれども、意外に参照されているようなのでチラッとチョロっと追加しておきます。

 

 

演劇 My Dear Anger 7/11~8/4

 

ドゥドゥンプロジェクト Xアカウント

 

 俳優カン・ギドンプロデュース「ドゥドゥンプロジェクト」演劇〈My Dear Anger〉

 

 オ・ジョンテク、ミン・ジンウン、アン・チャンヨン、カン・ギドゥン、キム・ギテク、友情で団結した信じて見る俳優5人が出演。

 俳優が書いて、演出して、演技する挑戦的な1人劇「My Dear Anger」は、作品の1幕は俳優Bが演じる役が登場する1人劇で、2幕は俳優A役だけが登場する1人劇で行われる独特な構造を持った作品だ。

 開幕を控えた公演場で、まもなく舞台に上がらなければならない俳優Aにある事件が起きて、俳優Aの代わりに俳優Bが舞台に立つことで整理される。公演ができなくなった俳優Aが自分に起きたことを説明しながら、様々な作品の登場人物ではなく、俳優A本人として観客に会い、ささやかだが私事な、それだけによく知っている、一番真実な話を聞かせてくれる。

 俳優たちが時には俳優Aとして、違う回では俳優Bにもなって物語を繰り広げていくユニークで実験的な形式の1人劇だ。俳優Aと俳優Bを行き来するそれぞれの俳優により、作品の立体的で両面的な解釈が可能だ。

  今回の公演のプロデューサーであり、共同演出、出演俳優でもあるカン・ギドンが劇作に合流して様々な視点から舞台と俳優に近づく新鮮な作品が誕生する予定だ。

 

様々なドラマでもおなじみのカン・ギドンがプロデュースというので調べてみたら、なにやら面白そうな演劇だ。顔ぶれも信じられる俳優ぞろい。ただ期間が7/11~8/4の3週間半しかない。うーむ。

 

 

 

死の賛美 7/2〜9/22

 

死の賛美 Xアカウント

 

 

内容についてはこの作品のマニアによる素晴らしいブログが見つかるはず…。

各キャストがクワトロなので希望の組合せで見るのが難しそう!最近キム・スヨンを観ていないので、あえてマンネシムドクを狙うか…。

 

 

 

蝶・変(チョッピョン) 7/20〜9/22

 

制作会社 Xアカウント

 

ストライキ、暴力、嘘、暗殺...

上海の裏通りには数多くの見えない秘密が隠されている。

 1939年6月6日[モダン]雑誌社の記者ジェチピョンがウウォン路1423番の別荘のドアを叩いた。

彼は有名な歌手マンマンにインタビューしに来たのだが、ドアを開けたのはシム・ムングン。この女性はマンマンが数日前に日本領事館の舞踏会で行方不明になったと言う。

 そして、この別荘に隠された秘密:複雑に絡み合っている身分、ワルツに隠した暗号、一つの屋根の下の二人の女性、嘘の裏で咲いた感情...

 

中国の人気作が韓国で上演されるとのこと。何やら謎めいていて興味をそそられる。タイトルの〈접변〉(チョッピョン)が何を意味するのか誰か教えて欲しい。

新しいポスターに漢字が追加され、タイトルは〈蝶・変〉であると判明!

 

スワッグエイジのチョン・ソンギ君も出演。アクションぽくないメインキャストはこれまであまり無かったような?頑張っているね。

 

 

 

秘密の花園 8/1〜9/22

 

国立貞洞劇場 Xアカウント

 

 1950年代、イギリスヨークシャーの聖アントニオ養育院。まもなく退所を目前にした4人の子がいる。
 養育院では半年に一度、子供を養子縁組したい大人が訪れる「オープンデー」が開かれる。最後のオープンデーを翌日に控えた日。新しい家族と一緒に幸せになる未来を夢見る友人たちに、チャーリーは誰も自分たちのような子供を望んでいない、どうせ無駄だと言う。 
 エイミーは落ち込んでいる友人のために面白い遊びを提案し、長い間読んで古びた本「秘密の花園」を手に取る。昔のように演じながら本を読んでみようと言うエイミーに従って、子供たちはみんな一人ずつ役を演じ、物語に夢中になる。
 小説の中のメアリー、ディーコン、コリン、マサの物語と養育院のエイミー、ビーグル、チャーリー、デボラの現実が続く間、時間は流れ、オープンデーの日が来るが…。(初演あらすじ)
 

今年の夏に再演予定の情報はあったが、まだ公式発表が出ていない。しかし貞洞劇場に看板が出ていたので、この期間に再演されるのは間違いないと思われる。再演を待つ人は多い。(貞洞劇場は期間が短いのが玉に瑕。)

 

名作文学の「ひみつの花園」の話…ではない感動作。昨年の観劇の様子はこちら。

 

 

 

シデレウス  7/24〜10/13

 

制作会社 Xアカウント

 

 マリア修道女は父親から、自分の部屋に隠しておいた手紙を燃やしてほしいという1通の手紙を受け取る。その手紙の発信者は全てケプラーというなじみのない名前だ。

 太陽が地球の周りを回っているとじている1598年、数学者でイタリアの大学教授であるガリレオは、ドイツの数学者ケプラーに「宇宙の神秘」という本と共に宇宙に対する研究を提案される。

 ガリレオは即座に断るが、しつこいケプラーは諦めない。彼の仮説は間違いだと証明するための研究をしていたガリレオは、言及さえタブー視されていた地動説を当てはめるなら、この荒唐無稽な仮説が正しいかもしれないという答えを下すことになる…。

 

2019年の初演から見始めたお気に入り作品だし、コロナ期に見逃した次男ケプラーが再登場するので、観ない選択はない。最近演技力を知ってしまったキ・セジュンやパク・スルギを始め他のキャストにも目が行くので、あまり回数が増え過ぎないように気を付けなければならない。凝視

 

 

 

紅蓮(ホンリョン) 7/30〜10/20

紅蓮 Xアカウント

 

天と地が分かれた日、世界は秩序が生まれた

愛で生きること、尊くお互いを愛すること 

あの世の薦度亭、ここに一人の少女の魂が引き寄せられる。 彼女は「長花紅蓮伝」の紅蓮(ホンリョン)で、父親を殺害して弟を傷つけたという容疑を受けている。 彼女は自分が二人を傷つけたのは事実だが、天の代わりに断罪したので何の罪もないと主張する。 しかし事件を語るホンリョンの言葉は少しずつ矛盾している。これに薦度亭の主人であるあの世神バリ姫は車師降臨と共に紅蓮の本当の罪は何か裁判を始めるが...

韓国の処女幽霊物語の元祖である〈長華紅蓮伝〉と死者の恨(ハン)を解放する女神〈バリデギ説話〉を結合し、「ホンリョン」と「バリ」を家庭虐待被害者という現代的観点から再解釈したミュージカル〈紅蓮〉は二人の主人公があの世の死後裁判でそれぞれ被告と裁判長に会うという設定を通じて二人の話を西洋のと東洋の禊を結合して解いていく。

 
音楽監督は〈フランケンシュタイン〉のイ・ソンジュン。

 

 

 

スパイ 8/6〜10/27

 

制作会社 Xアカウント

 

 第二次世界大戦後に訪れた冷戦時代、エリートスパイを夢見たが、事務所勤めとなった諜報要員クイーンズが8年ぶりの極秘任務のため、イギリスの田園休暇地イーストボーンで天才作家として偽装して体験する癒しと成長を描いた。 また、冷戦時代のスパイが自分の名前と新しい夢を探す過程を通じて今夏の愉快さと暖かい慰めを一緒に伝える作品。

 最高のスパイになるためにALES(ラテン語:翼)に入ったが、誤って8年前にエージェントではなく記録室の事務員となった運命を変える任務を引き受けたクイーンズ。

 ひどい笑顔を持つ純粋な文学青年であり、裏面には秘密を隠しているジェイ。小さなビーチ沿いの町イーストボーンで下宿のメアレスホームを運営するメアリー。秘密諜報組織ALESの上級幹部であり、クイーンズの直属上司であるC局長。各国のキラー、情報院、町内人、メアリーの家族であるアヒルまで、マルチで劇の流れ上重要な役割を担う未知のエージェントX。

 

〈スパイ〉と聞いて抱いた印象とは多少違う雰囲気かも?馴染みの俳優さんが出ているとやはり気になる。