その2〈イソップ物語〉ナンバー2曲 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
全ては自分の予習復習のため
(注意: 目標はネタバレ100%)
近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

M. 13 帰るよ

 

 

ちょっと待ってください。つまり、全部売ったら奴隷から解放してくれるんですか?

そうだとも。

それじゃあ、僕は・・・

 

돌아갈 수 있는 건가요 

帰れるんですか

돌아가도 되는 건가요 

帰ってもいいんですか

사모스섬으로 갈 수 있나요

サモス島に行けますか?

돌아갈 수 있나요

帰れますか

 

どこに戻るって?

サモス島です。

なぜそこに戻る?狭い所に。自由を得たならもっと広い世界に出ないと。

そこが僕にとっては一番大きな世界なんです。

なぜだ?

僕のご主人がそこにいるから。

お前、私に他の主人の話をするのか?やめろ、やめろ、そんなことはやめるんだ。私は計算(セム)が上手いだけじゃなくて、嫉妬心(セム)も多いんだ。生死も分からない主人の話はやめろ。いいか、売りつけるのは凄い相手だぞ。

やってみます。誰であろうと!

いいぞ!それが誰かと言うと・・・王様だ。シタス様の品物を毎回宮殿に入れては、翌日返品してくるパンプムロス。さあ、お前はたった今からシタスの商人、シタスの右腕だ!あのパンプム王の前に行き赤い実を売ってこい。それも最高値で。

奴隷の私がどうやって王の前に…

だから、まずは奴隷の身分を解くんだ。お前を信じて前払いで。

もし売れなかったら、どうなるんですか?

お前にはできる。そんなことを考えるな。なぜなら、私が、今、お前を、信じてやったから。お前は約束を守る人間だ。ほんの小さな約束も守る人間だと、これまで何年も見てきたからな。最高値で赤い実を売ったら、船も一隻与えよう。

 

그 애도 날 기다릴까요 

あの子も私を待っているでしょうか

それはどうかな

나를 보면 화를 내겠죠 

私を見たら怒りますよね

知るもんか

사모스섬으로 갈 수 있나요 

サモス島に行けますか?

그 애 곁으로 갈 수 있나요

あの子の元に行けますか


多分お前を待っているだろう。

ご主人様にどうして分かるんですか。

怒ると言うなら、待っているのをお前も知ってるんだろ。お前はもう、その子の心を知っている。

ご主人様。

ここギリシャには神様が何人いるか知っているか?

何人ですか?
私も知るわけないだろう!ゼウスには取るに足らない者たち。とにかく、その中に「魅力の神」がいる。

初耳だけど。

そりゃそうだ。魅力があり過ぎて神の世界を混乱させるか恐れて、人間世界に追い出されて暮らしている。人間世界をも混乱させないよう、隠れ住んでいる。ごくたまに正体を現し恋愛するそうだ。

本当に?

本当さ。

それで?

その神が、どこに住んでいると思う?

どこです?

それが実は、ここにいる!

そりゃすごい。

この魅力の神シタスの名で、お前に祝福を与えるから、不幸の神が襲っても必ず彼女のもとに戻れるよう、お前を守ってくれるだろう。

ただし、1つ注意すべきことがある。宮廷には摩訶不思議な品物が集まっている。品物に誘われて、欲を出してはいけない。

そんなことなら心配しないでください、ご主人様。
人間は自分自身を信じすぎる。私はもう主人ではない!お前はシタスの同業者だからな。これまで世話になった。さあ、行け。この魅力の神シタス様が、彼女の元に戻れるよう守ってやろう。私の魅力に落ちない人間は、6000年間でお前が初めてだ。

おお、慈悲深い魅力の神よ。畏れ多くも魅力の神とひとつ取引をしてもよろしいでしょうか。

本来は許されないが、一度だけ申してみよ。

私が必ず品物を売ってきますから、来週8番目の船に乗ってくるペテゴレ爺さんにも自由をください。

誰?

私と一緒にここに来た、腰の曲がった奴隷です。その奴隷は腰を痛めて品物を運べないので、私と一緒に帰らせてもご主人様の財産の損失にはなりません。

あの者は風を良く読むので、波風に備えて船に乗せておくのに良いのだ。

だれだか知らないって言ったのに!

他の者たちに風の方向を良く教えるなら、行ってもよい。さっきサボったのも見逃してやる。

約束ですよ?

もちろんだ!

ありがとうございます、ご主人様!

私たちは取引したのだ。

同業者になったから?

そういうことだ。さあ行け。

 

바다를 건너서 동쪽 하늘 끝 

海を渡って 東の空の果て

바람을 가르며 가자 너의 곁으로 

風を切りながら行こう、君の元へ

기다려 내가 꼭 달려갈게

待ってて、僕が必ず走って行くよ

너의 곁으로 너의 곁으로

君の元へ 君の元へ

꼭 돌아갈게

必ず帰るよ

내가 꼭 달려갈게

僕が必ず走って行くよ

바도를 넘어서

波を越えて

 

폭풍도 만날 수 있어

嵐にも会うかもしれない

풍랑이 몰아치겠지

波風が吹き荒れるだろうね

 

하지만 달려갈 거야

それでも走って行くよ

끝까지 진심을 다해

最後まで真心を尽くして

 

해적선 가로막아도 

海賊船が遮っても

상어가 나타난다 해도

サメが現れても

괜찮아 혼자가 아냐

大丈夫、一人じゃない

내가 널 축복할게 바로 그거야

私がお前を祝福する、まさにそれだよ

돌아갈 수 있어

帰れるさ

넌 너무 멋있

お前はすごくかっこいいよ

내가 좀 멋있어

僕はちょっとかっこいい

기다려 내가 갈게

待っていて、僕が行くよ

 

 

 

M.16 ドングルルロク,物語の旅

 

평생을 무거운 짐만 옮기며 살았지 

重い荷物を運ぶだけの人生だった

허리가 구부러지도록 평생을 그렇게 

腰が曲がるほど 一生をそうやって

하지만 내 삶에도 행복은 있었지 

それでも 私の人生にも幸せはあったよ

너희 재미난 이야길 들으며 웃었어

君たちの面白い話を聞きながら笑った

 

햇살도 좋았지 바람도 좋았지

日差しも、風も好きだった

하지만 난 이야기가 더 좋았지

でも私は物語がもっと好きだった

마음에서 마음으로

心から心に

전해지고 전해져 

伝わり また伝わって

그렇게 난 여행을 떠났지

そうやって私は旅に出た

 

잊지 말거라

忘れるな

가장 고되고 낮은 곳에서도 우리

一番苦しくて低いところでも

私たちは

 

이야기를 해

話をする

재미난 얘기 우리들의 얘기

面白い話、私たちの物話

 

소곤, 또 소곤 낮은 목소리로 

ひそひそと 低い声で

우린 이야기를 해

私たちは話をする

 

하는 사람들도 듣는 사람들도

話す人たちも 聞く人たちも

진심과 진심을 더해 전해준다네

真心と真心をこめて 伝えてくれる

 

이야기를 해 함께 만드는 

話をする 一緒に作る

낮은 목소리로 속삭이는 우리의

低い声で ささやく私たちの

그 마음 모아 둥글게 둥글게 

その心を集めて丸く丸く

이야길 우린 빚고 또 빚네

話を私たちは 作ってはまた作る

동그르르르 꼭

ドングルルル必ず

가야 할 곳에 간단다 

行くべきところに行くのだ

동그르르르 꼭 

ドングルルルコッ

가야 할 곳에 간단다

行くべきところに行くのだ

꼭 가고 만단다

必ず行って会うんだ