2月1日
一年ぶりくらいのブルースクエアで、40年ぶりくらいのレミゼ。
やはり全体にオールドファッション味を感じる。
道端でぶつかっただけで生まれる愛って安すぎない?でもまあ、凝縮されたストーリーでは仕方ないか。
ジャベールって今で言ったらなんとか症候群に分類されそうだな。
と、ろくでもない事を考えながら見始め、最後はボロ泣きでハンカチを探しながら終わった。
見終わってジャベールを検索したら、やはり問題あって然るべき生い立ちで、なんとか症候群はあながち間違いではなかったらしい。
だから、何事も知れば知るほど面白さがます道理。ほぼ何も知らない私に語る資格無しである。
であるが、あるポイントに集中して濃い話が好きな私には、登場人物の数だけ分散されてドラマが薄くなる残念さがある。
あと、どうせウヒョクさん見るなら「愛の不時着」の萌え萌えジョンヒョクの方で見たい気持ちも抑えきれない。
〈ベートーベン〉でいくら宣伝しても「そんな人出てた?」と言われ続けたアンジョ役のキム・ジヌク君。彼の声の魅力を引き出せるナンバーで、アンジョとして持ち前の美声と歌唱力をいかんなく発揮していた。
「ジヌクアンジョ見るためにもう一回見たい」
「レミゼでは一番良かったと言ってもよいくらい」
「そんな人出てた?」と言った犯人たち(笑)にも、こう言ってもらえてやっと恨みが晴れた。