(ドライブを楽しんでいたジャックとクリスは交通事故現場に出くわす。今にも爆発しそうな車の中に少女が閉じ込められている。
助けを求めているのは、殺されたアンジェラと同じくらいの年齢の少女。一瞬、事件当時を思い出すジャック。かつては助けを求めるアンジェラの声に耳を塞いだジャックだった。
現在のジャックは、目の前で助けを求める少女の声に過去の呪縛を断ち切るかのように、耳を塞いではいけないと一歩を踏み出し少女を救出する。)
ヒーロー ヒーロー
ジャック ヒーロー
ジャック ヒーロー
すごいぞ 君は
クリス:
君がやり遂げた
君が救った
あの危険な一瞬に
あの小さな子を
すごい 本当にすごい
すごい 本当にすごい
テリー:
君がやり遂げた
君が救った
今や完全に
苦しい過去から抜け出した
すごい 本当にすごい
すごい 本当にすごい
さあ 新しい出発を祝って!
ヒーロー
ジャック ヒーロー
ヒーロー
ジャック ヒーロー
ジャック:
僕がやり遂げた
僕が救った
もう あの時の僕じゃない
僕は変わった
すごい 本当にすごい
すごい 本当にすごい
記者:こんにちは。イブニング・ニュースの者です。昨日の救助に関する記事を書きたいんですが、写真を撮らせて頂いてよろしいですか?
ジャック:あ、僕は…
ジャック ヒーロー♪
記者:
すごい 本当にすごい
果たしてそうだろうか
本当に そうだろうか
お前は新しい人生を???
すごい 本当にすごい
クリス:ちょっと失礼!帽子を被ってはどうですか?会社のロゴも入ってるし。
記者:それじゃ顔が見えませんよ。もう少し笑って。撮りますよ。
クリス:もういいでしょう?
記者:
お前の醜悪な過去を知っても
呼べるのか?ヒーローと