その頃警察はヘヨン(ヘウン)を捕まえるため、除霊師から地縛霊を封印する杭を受け取っていた。
無事にヘウンと約束した幽霊たち。彼らが読み取った吉田の記憶の内容はこうだ。
貧さゆえに貪欲な人間に育った吉田は、ある日おじさんのカバンを盗む。しかしカバンの中には時計しか入っていなかった。大金持ちと噂の主人に取り入ろうと、拾ったフリをして屋敷に向かう。出てきた少女に時計の件と話すと、手紙を渡される。屋敷の主人は反日運動家で運動資金の銀行証書があると知った吉田は通報し、おじさんは軍に逮捕されてしまう。
主人のいなくなった屋敷に盗みに入り銀行証書を探していた吉田は、オキに見つかると動転してランプを落とし逃げ出す。落ちたランプの火が屋敷に燃え広がりオキは命を落とす。
自分が相手を間違えたせいでおじさんが死んだのを知るオキ。時計と聞きおじさんの仲間だと誤解してしまったのだった。同時に記憶のカギは銀行証書だと悟る。
ヘウンとオキは証書を探し始めるが、その時杭が打ち込まれ、オキは暗闇の中に閉じ込められてしまう。