〈インタビュー〉観覧 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
自分の予習復習用につき、かなりの偏りあり
(注意: 目標はネタバレ100%)
メモ付き写真アルバムとしても使用中

4月30日

初〈インタビュー〉

辛い 苦しい 

でも多分現実に存在する悲惨さ


真実に向かう駆け引き

話しているのは誰なのか

何が真実なのか集中させる緊張感

〈ザ・テイル〉に似ている

でもあちらは 耽美な世界


不幸を見つめ続けたくはない

でも、この作品はリピしたい 

じゃなくて リピしなければならない


旧キャストを知らないのが

ある意味 祝福?

旧キャストの印象も無いし

変更があっても何の感慨も無いから


リヒョン君は以前から

可愛い顔にも関わらず

反骨精神とか、怒りの要素を感じていたので


このキャラクターでは多重な魅力を100%発揮できるんじゃないだろうか

とても良かった


このジョアンは実在じゃないので当然かもしれないが、なんと言うか、浮いている?ストーリーに溶け込んでない?感じを受けた。



5月3日

自宅で〈インタビュー〉の歌詞をおさらいした後、YouTubeで音を聞きながら寝ようとしたら、非常に凄惨な気分で悪夢に突入しそうだったので、慌てて〈銀河鉄道〉のナンバーで心を洗いながら寝た。


シンクレアはもちろんジョアン役の俳優さんも、心がキツいと思う。



5月10日

2回目。復習の成果で興味深い観劇になると良いな。「楽しめると」とは言えない。

復習しながら「この作品にハマった」と言うより「取り憑かれた」に近い気分だと思ったりした。


見終わって深いため息が出た。


最後、各人格が一気に噴出する演技は見応えがある。シンクレア俳優、力の見せ所!

ジキハイのコンプロはたかが2人だったなと連想。(あちらは歌ってところが凄いっちゃ凄い)


そして人格のせめぎ合いが静まった後、苦しむマットが搾り出すように言う。

「助けてください、助けて…」


自殺未遂を繰り返すマットの苦しみが伝わる。その度に他人格に救われるから、死ぬことも叶わない。もちろん死が良い解決策ではないけれど。


最後の最後に響くチャイム3回が初回では怖かったが、今日はとても悲しく聞こえた。


ホスンさんは話しながら顔をしかめて頭に手をやったり、何かを振り払うように首を振ったり、交代しないまでもせめぎ合ってる感じがした。鏡を凝視したり、ペン立てのカッターを確認してから全ての真実を話し始めたり、独特のディテールがあるシンクレア。


マットってひ弱で筋肉無さそうなイメージなのに、ホスンさんの胸板とか太ももとか、いかにも鍛えてそうな筋肉にちょっと目がいってしまったのは余計な話。


ソンイルさんは厳しいウジン。歌声は初めてなのだが声枯れして苦しそうな気が…いつもそうなんだろか?

(翌日キャストが変更になったので、相当調子が悪かったと思われる。)


最後の最後まで演奏があるから無理だけど、ピアニストさんに正面から拍手を送りたい。本当にピアノ1台だけなのか疑いたくなるほど素晴らしい。


誰が誰なのかまあまあ区別できてようやく関係性が把握できたけど、まだ理解は浅い。ますます見たくなる。



5月11日

キャス変でソンイルさんからサンユンさんへ。実はサンユンさんとはあまり相性良くないので彼の日を避けて買っていたりする。にも関わらず、誰が演じてるなんて意識せず物語に没頭。


シンクレアの分量に比較するとウジンはとても少ない。黙って見守る姿で表現する演技力が必要なキャラクターだ。


ソクチュン君はなかなかの演技派だと思う。ノーネームの冷静沈着さが冷酷さに繋がっているのがよく分かった。感情を排除した役割を持つ人格だから当然か。


これまでのキャストに比べてアンの存在が1番はっきり分かる。歌舞伎の女形を連想するような身のこなし。〈傲慢と偏見〉で登場人物の半分を全て演じた経験が役立っているのかも。


今日のユソリジョアンも怖かった。綺麗系だと凄みが出るのか?


マットに身代わりを頼む時、「あなたみたいになりたくない!」って、ひどい女。他のジョアンはそこまではっきり言ってなかった気がするけど。


(後から確認したらどうも正式なセリフのよう。だが他のジョアンは独り言のようにこそっと言ったり、言いかけてハッと「そうじゃなくて…私を守ってくれるって言ったわよね?」とごまかしたり。言い方がそこまではっきりじゃなかった。)


マットが出現するまで、序盤の人格が誰なのか勝手な想像をして楽しんでいる。思っていたより入れ替わりが多い可能性を感じる。俳優によって違ったりするんだろうか。



5月14日

知りたい事、確認したい事は色々あるんだけど、最初快活に入ってくる人物をウジンは誰(の人格)だと思って迎えてるんだろう。マット(の人格)に会ったこと無いらしいし。


実際のところ誰なんだろう。「シンクレアを名乗るマット」じゃなかったら面白いな。


リヒョン君、可愛いだけじゃないからあちこち出続けてるのだな。納得の歌と演技。


私的には何人息子が加わっても常にマンネポジションだった彼。なんだかとっても大人の男に見えてきた。


ヨンファジョアンは愛くるしい感じ。それを武器にできる女に見える。とても良い。この作品がミュージカルデビューらしい。満を辞してのデビューなんだろうか。これからが楽しみ。


4回見終わって、以前からの観客ならお馴染みの事かもしれないけど、違和感だったシーンがヒントと気付いてつながり始めた。ここから真に楽しめそう。各シンクレアでもう一周見てみたい!


で、来週の残席状況やエアの値段を調べたりしている。いや、絶対無理なんだけど。5月28日がマッコン。