2. 遺書/3. 小さな話〈インタビュー〉 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
自分の予習復習用につき、かなりの偏りあり
(注意: 目標はネタバレ100%)
メモ付き写真アルバムとしても使用中

(2:30〜)

はい。いえ、まだ。分かっています。違います。もう少し時間をください。私がきっと明らかにします。…分かりました。

 

2001年2月17日。5回目。ニュースで騒ぎ立てる世論が、今や本当に耐えがたい。しかし私は必ず明らかにしなければならない。その真実が何であれ、必ず。必ず明らかにする。その後に私がどんな選択をすることになるのかは…。

 

私にもまだ分からない。

 

 

깨어진 나의 조각들

내가 기억하지 못하는

또 다른 나의 이야기들

언제나 악몽처럼 자고 나면

또 다른 내가 내 인생을 사네

割れた私のかけら

私が覚えていない

別の私の話

いつも悪夢のように 眠ると

別の私が私の人生を生きる

 

「もはやうんざりで驚きさえしない、自分に関する自分の記憶。」


내가 주인일 수 없는

나의 깨져버린 삶

기억의 파편들 조각난 내 얼굴

어느 게 진짜라고

누가 말할 수 있을까

나조차 내가 누군지도 모르는데

나를 부를 나의 이름이나 있을까

自分が主人になれない

壊れた私の人生

記憶の破片 割れた私の顔

どれが本物だと

誰なら言えるのか  

私でさえ自分が誰かも知らないのに

私を呼ぶ私の名前があるんだろうか

잃어버린 나의 기억

잃어버린 나의 이름 뭘까

산산이 깨진 파편 조각그

 한 조각을 집어 들고

나의 이야기를 끝내려 해 

失われた私の記憶

失われた私の名前は何なのか

粉々に砕けた破片

そのかけら一つを拾い上げ

私の話を終わらせよう

 

昨年の2000年に英国を騒がせた別名オフィーリア殺人犯。これは昨夜、彼が収容室で自殺を企てる前に書いた遺書だ。なぜ彼に「オフィーリア殺人犯」というニックネームが付けられたのか。それは彼の殺した女性たちが皆、水の張られた浴槽でヒラヒラしたワンピースを着て発見されたからだ。まるでジョン・エヴァレット・ミレーのオフィーリアのように。彼はなぜこんな方式で女性たちを殺害したのだろう。

 

しかし彼は、これら全ての事は自分と無関係で、自分は無罪だと主張している。全ての証拠が彼を指し示しているにもかかわらず。

 

真実は何なのか。オフィーリア殺人犯…。私はこのオフィーリア殺人犯に対し非常に関心がある。

 

(チャイムの音)

 

ユジン・キム先生ですか?出版社の紹介で来ました。補助作家を選ばれるとか。

 

 

3. 小さな話 (〜6:00)

かけたまえ。コーヒー?

大丈夫です。コーヒーには敏感なもので。

私がコーヒーを飲みたいんだが。

すみません。

まあいい。

私がします。

タバコを吸うかね?

大丈夫です。

大丈夫とは何だ?タバコは吸うが今は吸わないという意味か?全く吸わないのか。

1度も吸ったことがありません。

まさか。

はい?

本当に作家志望なのか?

はい。

作家になるために必要なのは何だと考える?

想像力と洞察力です。

そんな答えを聞きたかったんじゃないんだが。もう帰ったほうがよさそうだ。

ですが、事実じゃないですか。想像力と洞察力がなければどんな話も作れないと思います。

そうか。では、君の言う想像力とは一体何だ?大衆向かって飛んでいく翼にでもなってくれるのか?洞察力は彼らに向ける視線?

作品に生命力を呼び込む力だと思います。

 

書類を見せてもらおうか。…シンクレア・ゴードン?本名?

シンクレア・ゴードン、本名です。なぜです?

最近は作家の真似をして一行も書いてないのにペンネームから作る人間が多いから。

違います。先生はペンネームですか?

なぜだ?作家の真似をしているように見えるか?

いいえ。

高校で文学を教えたことがあるのか。

1学期だけです。(コーヒーを持ってくる)

 

飲みもしないコーヒーをどうやって淹れるんだ?

学生の頃カフェで働いたので。

カフェ?

バリスタの真似ができるくらいは。

バリスタがなぜここに来たのかな。

昔から小説家になりたかったんです。

そうか。文を書くことは何だと思うかね?

始まったんですか?インタビュー。

 

入ってきた時から。いや、ノックした時から始まっていたんだ。それで、何だと思う。

テレパシー。

テレパシー?

文を書くことはテレパシーだと思います。私が生まれるずっと前に書かれた文を読むときも私はその作家と対話しているんです。作家が伝えるメッセージが文字を通じて入ってくると、それをもとに想像で描きます。連結された信号、響き…テレパシー。

超能力者とお呼びしよう。すると、そのテレパシーが1番よく通じる作家は誰かな?

ポー。

エドガー・アラン・ポー?スリラーの巨匠。何だったかな?盗まれた手紙、告げ口心臓、お前が犯人だ…。

ポーをお好きですか?僕はアナベル・リーが好きです。

アナベル・リー?

昔々、海辺のどこかの王国に

皆さんも知っているかもしれない少女

アナベル・リーが住んでいました

私だけを思って 私だけを愛して 

それ以外は何も考えていませんでした

私は子供で 彼女も子供でしたが 

OK、そこまで!ポーを好きな超能力者君。君のその能力を使って、この文を読んでから話を作ってみろ。

誰かの遺書のようですね。自分の中にいる怪物…。

 

조그만 이야기

때로는

한 조각 단어로

아주 작은

상상이 시작되면 

숨겨진 이야기가

모습을 드러내

小さな話

時には

一かけらの単語で

とても小さな

想像が始まると

隠された話が

姿を現す

 

私にもこんな経験があります。子供の頃、ただの想像に終わりましたが、僕をいじめる人たちがいました。なぜいじめるのかわからなかったけど、本当に殺してしまいたいと思いました。するとある日、自分でも知らないうちに計画を立てている自分を発見するんです。鏡に映った自分の顔が…僕ではありませんでした。初めて見る、見知らぬ顔でした。ただ逃げ出しました。今でも、その鏡を忘れられない。それと似たようなことですか?人はだれでも、自分の中に怪物を抱えて生きるものでしょう。

怪物?

先生にはいませんか?自分の中にいる怪物。

私に質問なんかしていないで、早く書きなさい。

テストなんですか?

そうだ、テスト。できないならもうやめよう。

いいえ、やってみます。


상상이 시작되면

숨겨진 이야기가

모습을 드러내

想像が始まれば

隠された話が

姿を現す