1月2日、とても豪華なコンサートに行ってきた。
なるべく同じ歌い手のものを選んで音源を追加したが、見つからないものもあり。
大学路に新しくできたリンク・アートセンターの開館記念行事、リンク・フェスタ。
12月の半ばから1ヶ月間ほど音楽監督や俳優たちによる14余のコンサートが開かれている。
魅力的なラインナップではあるが月曜以外は観劇スケジュールで埋まっているので、1月2日(月)のシン・ウンギョン音楽監督のコンサート「絆…染める」へ。
マチネのゲスト。
後方席で写りが悪くて…
オープニングは〈シャーロックホームズ〉から「始まった」(1:30〜)
ギョンス氏が〈ランボー〉の「緑 Rep.」を熱唱。1人で歌うコンサートバージョンだそう。前日にマッコンを終えたばかりのせいか感情移入がすごくて、歌うより演じた感じ。
ヒョンフン君が加わって「足萎えたち」。
ギョンス氏に「17歳」と紹介されたランボー役のヒョンフン君、ヤバっという感じで苦笑い。ジーザス出演中だから髪が長め。声の調子も良さそう。
アクションを交えた激しくノリノリのパフォーマンスで拍手喝采。
ヒョンフン君が退場した後ギョンス氏がモジモジしていると思ったら、舞台の雰囲気がいきなり変わって〈ファンレター〉の「ヘジンの手紙」に突入。
その後のトークで無茶な変身で大変だったと言ってた。
次に銀髪ショートヘアのすごくカッコいい女性に交代したと思ったらヒオラさんだった。「星が輝く時間」をソウルフルに披露。ひたすらカッコいい!(5:25〜)
コロナで欠席したソンユン氏のピンチヒッター、ジョング氏登場。〈ディアギレフ〉から「君がいる夜」と「一番愛する」(1:20〜)
監督から聞いたドレスコードに従って「家にある一番華麗な服」を着てきたら、他の人は皆シックな衣装でこんなの私しか着ていない!と嘆くそのスーツは、濃いグレー?に赤いペイントをぶちまけたような斬新なデザイン。ネクタイまでお揃い。笑いを誘う。(あまりに恥ずかしいと言って、フォトタイムには地味なスーツに着替えていた。)
続いては〈ホープ〉から、「ダビデの星」をイ・ジスで。コーラスメンバーによる「エバ・ホープ」、ギョンスKの「道の上の旅人」。
(1:15〜)
コーラスの面々はミュージカル志望生で、監督が週に一度大邱に教えに行っているそう。監督の代理でヒョンフン君が一度教えに行ったこともあるそうだ。みんなうまい!
次は日本でも上演が決まっている〈マリー・キュリー〉から「死のライン」「一つ二つ」。家族同様の職員たちが死んでいくのを悼むナンバーでもあり、真実を隠される怒りもあって、歌い終わったヒオラさんは涙でトークが続かなかったりした。
近頃ショーケース/コンサートを行うため、一同イギリスへ行ってきたそう。
ガラッと雰囲気を変えて始まったのは〈キングアーサー〉の「どこでも遠くへ」。ジス・ギネビアとチュンジュ・アーサーのラブラブなデュエット。舞台と違って2人が妙に照れているのが微笑ましい。
ヒョンフン・メレアガンの「奪われた時間」は絶品!絶対今日調子良い!日本のコンサートが楽しみだ。
そしてアーサーの「再び立ちあがろう」。舞台はMDだったので生バンドの演奏は格別だ、〈キンアド〉にはコンサート向きのナンバーが多いと言うチュンジュ氏。〈キンアド〉コンサート、どうか遠慮しないでやってください!
最後は〈キンアド〉チームが〈ザ・デビル〉チームに変身してロック調に盛り上げる!未見の作品だが、どの曲もどこかで聞いていて馴染みはある。
ヒョンフン君が演じた役とは違うナンバーを歌うのが貴重だと言ってたけど、元を知らないから有り難みが分からない。
「피와 살 (血と肉)」は題名も知っている。歌ったのはチュンジュさんだが、MVはヒョンフン君。
アンコールでは、ヒョンフン君が〈キンアド〉の「Wake Up」のダンスまで交えて熱演!客席大喜び!
夜の部はゲストが多いと思ったら、〈キンアド/デビル〉チームの3人が抜けて、〈ビダーシュタント〉の若者5人、チョ・ヒョンギュン氏、チョン・ウォニョンさんの7人が追加で参加。
左から…
チョ·ヒョンギュン、チョン·ウォニョン、キム·ジョング、キム·ヒオラ、イ·ボムソリ、ウンギョン監督、ビダーシュタントチーム(キム·ドヒョン、ハン·ジョンフン、キム·ジオン、クァク·ダイン、ファン·ソンジョン:順不同)
チョン・ウォニョンさんによる〈ニジンスキー〉の「どこにでも」も追加。
〈キングアーサー〉以外は歌い手を変えての同じナンバーが多かった。
〈キングアーサー〉ナンバーは聞けないかと思ったが、チョン・ウォニョンさんがアンコールの「Wake Up」で盛り上げてくれた。「足萎えたち」でも感じたけど、つくづく上手い!
韓国の〈ビダーシュタント(비더슈탄트)〉は今年創作初演の大人気作品。連日満席でチケットが全然手に入らなかった。今度日本でも上演されるから、どんな話か観ておこうか?(日本も激戦予想だから、呑気な人間にチケットは買えないのかも。)
歌ったナンバーは「수업들」「펜싱의 시작」「질문들」「라이너의 편지」の4曲らしい。
何もする事が無いと思っていた月曜日だが、充実した1日になった。