引き続き、これからもやってますシリーズ。
〈どうせ1人〉 おちゃぴほんじゃ
弘益大学大学路アートセンター。
チョ・ジョンウンさん、ユン・コンジュさんといった魅力的なヒロインを揃えてます。
〈スワッグエイジ〉を制作したPLエンターテイメントの作品なので、ヤン・ヒジュン君、イ・ギョンスさんを初め、アンサンブルにも懐かしい顔がチラホラ。
ヒジュン君とダブルのファン・ゴナさんはラビダンスのメンバー。歌唱力はお墨付き。
じんわり沁みるナンバーが素敵。
恋愛や刺激的なミステリーとか
そういうのは無くて
淡々と展開する物語。
とある区庁で
孤独死した人の家族を探して
遺体の引き取りを依頼する係の
トッコ・ジョンスンと
新人職員ソサンの話
取り壊し反対運動推進中の
ジョンスンの暮らす古いアパートにソサンが越してくる
停電で止まってしまったエレベーターの中で顔を合わせる
地域再開発を成功させたい偽善者区長は市長当選を目指している
マスコミには綺麗事を並べるが
底辺の人間に興味はないので
孤独死問題は全然解決に向かわず
実は自分の母親を孤独死させたトラウマがあるジョンスンは
区庁内の空気を読む気などはさらさら無く
孤軍奮闘している
そこに配属されてきたソサンは
夢も希望もなく
ただ息をしているだけの青年
実はソサンは区長の息子だが
失明した母親を疎んじた父親が嫌いで
別居する条件で区庁に就職したのだった
死んだ人たちの家族に接する中で
(孤独死して家族が分からないなんてのはワケアリの人ばかりなので)
最後には
ソサンは父親に立ち向かい
ジョンスンも自責の念を乗り越え
生きる希望を取り戻していく
てな話だったような。
アンサンブルの面々が、本当に老人に見えるかと思えば、区庁の同僚や遺族の学生になったり、毎度のことながら関心する。
ドラマで瓜二つの別人や、多重人格者の演技を賞賛することがあるが、一瞬でキャラクターを変えるアンサンブルはもっとすごいかもと思った。