アンナは自分が執筆に参加した『レッドブック』が社会に混乱をもたらしたという理由で裁判を受けることになります。
ブラウンが提案した通り、精神病のあるふりをするか悩んでいると、以前警察で会った女乞食に再び出会います。
彼女は『レッドブック』を読んで力を得たと言い、それで字も覚えたし、必ずハッピーエンドにして欲しいとアンナを応援します。
(12:25〜)
こうして信念を守ろうと決心したアンナは裁判所へ向かい、実刑を受ける危機に直面します。
しかし、最後の弁論でブラウンがあるものを用意していました。紳士の友達と一緒に!
レッドブック読者たちのレビューをもらって来たのです。
「レッドブックを読んだ後」という歌で表現されますが、映像が見つからないですねㅠㅠ
(2023年版)
配偶者との初めての出会いを思い浮かべ
そのときめきを再び感じる人
プロポーズを断ったが
その真心を信じてみることにした人
バイオレットのように老人だが
再び活気を得た人
愛についていろいろ知りたい人
なぜ恋に落ちたのかに気づいた人々 等々
起訴内容とは異なり、人々にプラスの影響を与えた「レッドブック」
(実はこの女性たちは裁判長や検事、看守の妻や母、恋人でした。)「レッドブック」が禁止された場合、黙ってはいないと裁判長たちに迫ります。
結局、裁判官は「レッドブック」に対する判決を物語の完結後に留保して裁判が終わります。
その後、ローレライ丘は「第2のアンナ」を夢見る人々でいっぱいです。
そこでローレライは「第2の誰か」ではなく「第1の自分」になれと言うのでした。
次の小説に向けて充電中のアンナは、ブラウンと2人で遊び回っているようです。(終わり)