ブラウンはアンナに会いに来て、ジョンソンが今回のことを問題にしないと言っているのは幸いだと言います。
(5:55〜12:25)
お互いの愛を確かめ合いましたが、彼らに難関がやってきます。
ディック·ジョンソンが怒って「レッドブック」を告訴したのです…
アンナを含めてローレライの丘の女性たちが全部訴えられた状況です。
特にアンナは重犯罪で起訴され、また拘置所に収監されます。
無罪を証明するには精神病のあるふりをすべきだとブラウンは主張しますが、アンナは自分の読者が狂人の小説を読んだことにはできないと、他の方法を提案します。
レッドブックが社会的に物議をかもしたのではなく、良い影響を与えたのを証明しようと言うのです。
しかし、ブラウンはこの状況で証人に立つ人がいるはずないと無視してしまいます。
その時ブラウンのオフィスに庭師ヘンリー(バイオレットの恋人)がやってきて、自分勝手な考えではなく彼女の話を聞いてあげてくれと話します。
[ヘンリー]
以前は私もそう思っていたんだ
バイオレットに似合うものは別にあると
金や名誉 ゆとりのある人生
そういうのがもっと重要だと
自分勝手に一人でそう思っていた
うっかり一人彼女を遠ざけました
それが彼女のためだと信じていたから
それが彼女を寂しくさせると知らなかったから
誰かを思う心が
必ずしも相手の役に立つわけではないんですよ。
私もそれをあまりにも遅く知りました。
彼女の話を聞いてあげて
どんな思いで僕に手を差し出したのか
彼女の本心が分かってあげて
それが彼女にとって
どれほど大きな勇気だったか
彼女の話を聞いてあげて
どんな選択をしたとしても
一人じゃないってことを
どんな結果になっても
そばにいるということを
あなたの気持ちを伝えてくれ
彼女の話を聞いてあげて
ブラウンはアンナの話にもう一度耳を傾けようと決心します。
*作曲家さんがこの曲だけ特別に歌ってくれる映像です! 舞台では植木屋ヘンリーが歌います