DIMFコンサート徒然話とトーク訳 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

“New Overture”で本格的に幕を開けた、昨夜の

DIMF 開幕コンサート

990円の価値を遥かに超えた内容だったのではないでしょうか。トリのガンヒョン君だけでも十分に元は取れた気がする。(彼、絶好調キラキラじゃなかったですか?)

990円をケチって聞かなかったら本当にもったいない。

恒例?のとりとめのない呟きと、訳されていなかったトークをちょっとまとめてみる。


1. “New Overture”


2. “You will be found” (マイケル・リ、DIMFが発掘した次世代ミュージカルスターズ)

字幕通りだと「リ」さんニヤリと若者たちのコラボ。(リでもリーでも大した違いは無いですが。)

多分真ん中の女の子が優勝者なのかな。他の曲も歌ってますが皆さん実力者だ!

「リ」さんは私がミュージカル沼に爪先をつけた頃観た〈ノートルダム・ド・パリ〉で素敵なグランゴワールをやってらして、ファンになった割にはその後一度もご縁の無い方。英語のネイティブなので韓国語の響きにちょっと特徴がある。発音のせいなのか言葉が鼻にかかって聞こえるのがちょっと気になる今日この頃。


3. “Impossible dream” (マイケル・リー)


[トーク] (字幕の無い部分)

(0:36:00)

ジフン:長いことミュージカルをやってきて、ここでソンギュさんに会う日が来たとは。

ソンギュさんの入隊前はTV活動をたくさんされていて、僕もバラエティーなど楽しく見ていたんですが、除隊してすぐにミュージカルを選択されたから。今は〈キンキーブーツ〉?


ソンギュ:現在も一生懸命やっています。先輩もなさったチャーリー役で。


ジフン:僕たち共通点がありますね。チャーリーもやったし、イケメンだし。それに加えてトークも上手なので、一緒に、今日は良い音楽で皆さんに楽しく過ごしていただけるよう努力したいと思います。

ソンギュ:先輩も〈サムシング・ロッテン〉でお忙しいですよね?


ジフン:大変な時期に公演できるだけでも僕たちにとっては大きな喜びでした。1日も早くこの状況が終わって、皆さんと気楽に公演を観覧できるようになるのを切に願っています。



4. “メモリー” (ミン・ギョンア)

初演の〈笑う男〉で、ギョンアちゃんは声がキンキンしているからイ・スビンちゃんのまろやかな声の方が好き、などと言っていたものだが。

突っ込みどころの無い見事な歌いっぷりを見ていると、さすが注目の若手だけあって、魅力的なのは認めざるを得ない!



5. “それが僕のすべて

(パク・ガンヒョン/ミン・ギョンア)

これはね!いけません!メガネ男子技を繰り出してくるとは。まだ落ちていない人がこれで落ちるかどうかは分からないけど、既に落ちた人は更なる深みに落とされたことでしょう


ビジュアルはさておき歌声は?名曲に天国のハーモニー。腰が抜けそうに素晴らしい。


ガンヒョン君の声はピルソクさんと同じ系列だと再確認。ああ、ずっと聴いていたい。


それにしても訳がイマイチではない?僕や君や私が混乱しているし。


(参考にカン・ピルソク/キム・ジヒョンバージョン)



[トーク] (0:49:20)

ソンギュ:僕は何といっても昨日もキンキーブーツの公演をしたんですが、ローラたちのホンソクさん、ウンテさん、ジェリムさんの3人と演じる時、息がぴったり合うのではないかと思います。


ジフン:元々エネルギー溢れる方達だし、皆さんベテランだから、ソンギュさんに良い影響を及ぼすでしょうね。


ソンギュ:いつも演じながらエネルギーをもらっています。先輩は僕よりも多くの作品に出演されました。より多くの俳優の方々と共演されましたが、特に息の合ったパートナーはいますか?


ジフン:この方と一緒に歌って演技するときに、すごくはまり込んでやった記憶があります。俳優としてすごく尊敬していて、学ぶことが多いし、舞台に立って美しいだけでなく強さもうまく表現できるチョン・ソナさんですね。


ソンギュ:お二人が共演されたとき僕も観に行きました。写真も撮ってもらって。キム・ソンギョン先輩はいかがですか?


ジフン:キム・ソンギョン先輩?先輩も少し前に僕の公演を見て、また公演をしたいと思うほど舞台が懐かしいとおっしゃっていました。機会があれば僕もぜひ共演してみたいです。


キム・ソンギョン&イ・ジフンが仮想カップルとして出演



6. “死の顔+君は私の音楽” (ユ・フェスン)

初めて歌声を聞きましたが、とても素敵。雰囲気もあって。歌で演じている。いつか生の舞台を観てみたい。



7. “その光を追って” (キム・ソヒャン/ユ・フェスン)

〈トゥーランドット〉という作品名はDIMFが開催される度に耳にするけど、ソウルでもやったことがあるのかな?



8. “私の中の怪物” (キム・ソヒャン)

おなじみ〈笑う男〉のナンバー。自分の訳が間違っていないかとブログを開けて比べてみたら、びっくり。「お前」が「君」に変わっていたり、他にも2~3言葉が変わっていたりするけど、ほとんど全部同じ。正直そこまで偶然に一致するのは不可能だと思われます。どゆこと?



9. “ただ僕だけが" (実況)

ソヒャンさんじゃない役の、下で歌っている女優さん、良い声ですがどなただろう?見覚えがあるような、無いような。



[トーク] (1:12:22)

ソンギュ:機会さえくだされば、ベストを尽くして挑戦してみたいです。


ジフン:私も舞台で死ぬ覚悟で一生懸命にやる準備ができています。呼んでくださればいつでも駆けつけます。



10. “マリア” (チョン・ソナ)

ライブで盛り上がれたら楽しいだろうに。笑い泣き

コーラスの若者たちの魅力もたっぷり。



11. “僕こそ音楽” (イ・ジフン)

しつこく字幕の話しですが、この曲もヒョシン バージョンとして訳してあったのと比べてみる。


(前がDIMF訳/後ろが私訳)

縛れはしない/縛っておくことはできない

自由を見つけるのだから/自由を見つけるから

誰も恐れない/ 誰も怖くない

踏みつける力踏みにじる力

世界を驚かせて/世間を驚かせてやる


たまに全く同じ言葉の場合もあるものの、全て一致するのはなかなかありません。となると“私の中の怪物” のシンクロ率はやっぱり異常としか思えないのであります。まあだいたい、色々な曲の字幕がスタイルも質もバラバラなのは、色々なところから持ってきているからかな?なんて勘ぐってしまいます。



12. “Written In The Stars” 

(イ・ジフン/チョン・ソナ)

アムネリスに敢えてアイーダのナンバーを歌わせるという意外さ。妙味があります。でも個人的好みを言わせてもらうと、せっかくこの2人なのだから〈アンナ・カレーニナ〉のナンバーが聴きたかった。この2人の〈アンナ・カレーニナ〉が観たい。えーん




13. “足を踏み出せないなら” (キュヒョン)

追加メンバーのキュヒョンさんはリモート出演でした。〈笑う男〉で初めて聞いたその歌声はすごく私好みなのである。



[トーク] (1:30:23)

ソンギュ:先輩の次回作は?


ジフン:次回作ですか?呼んでさえもらえればいつでも。気持ちの準備はいつもできてます。


ソンギュ:僕も準備はokです。

(1:30:51) 海外でご覧になっている皆さんはどうご覧になっていますか?


ジフン:楽しんでらっしゃるようですよ。舞台のたびに歓声を上げて、俳優の名前も作ってあげてくださっているし。楽しんでいますか?


ソンギュ:ありがとうございます。



14. “命か愛か+今この瞬間” (ソン・ジュノ)

個人的な意見ですがチグミスンガンはちょっと飽きたんですよね。何か違う曲を聴きたかったな。



15. “君の夢の中で” (パク・ガンヒョン)

真顔 黙って聴くべし。ただ歌声に酔うべし。


思わず「怪物だわ」と言ってしまったけど、それは〈フランケンシュタイン〉の怪物のことではなくて、彼自身が「怪物だ」と言いたかったのです。

だけど〈フランケンシュタイン〉は暴力的だからもう観ない。だから出ないで欲しい。←勝手な言い分。


こんな才能を持って生まれたのに、特にミュージカル俳優になりたいわけじゃなかっただなんて、天は不公平。だけどミュージカルをやってくれて本当にありがとう。笑い泣き



[トーク] (1:44:25)

ジフン:ガンヒョンさん、今日はDIMFの開幕コンサートに出演してどうでしたか?


ガンヒョン:とりあえず故郷にこられて良かったし、ほとんど僕が知っている方たちだったのでお盆休みみたいでした。


ジフン:今日は祝祭の雰囲気でしたね


ソンギュ:ソナさんはどうでしたか


ソナ:オンラインでお会いするので新鮮な気分でした。皆さんよく見えてますか?これからも、劇場でお会いできれば更にいいですが、このようにお会いできる機会が増えて欲しいです。


ジフン:ソヒャンさんもミュージカルの舞台のように完璧に消化しましたね。心臓が破裂するかと思いました


ソヒャン:息が詰まって心臓が破裂するところでした。私の大好きな俳優さん達なんです。だから今日は一緒に舞台に立って、この頃では一緒に舞台に立つのも難しいですけど、素敵なオーケストラとも一緒にできて、気持ちがすっとしました。だからちょっと、うわーっとなったようです。


ジフン:エネルギーを感じたようですね。

ギョンアさんはどうでしたか


ギョンア:私もこんな公演は初めてで、観客の皆さんが目の前にはいらっしゃらないけど、画面で見えるじゃないですか。近頃はバラエティーもこんなふうにやっていますが、面白いです。


ジフン:皆さんもおそらく客席ではありませんが、お宅で感動されているのではないでしょうか。


ソンギュ:フェスンさんはどうですか


フェスン:僕は今ここでマイクを持って皆さんに挨拶しているだけでも、とても幸せです。ここに立てるとは思っていませんでしたが、素敵な先輩たちと共演できて幸せでした


ジフン:今後もミュージカルの舞台に立ってくれるんですよね


フェスン:機会があれば拒まずに。


ジフン:ソン・ジュノさん。デビュー10周年を迎えて、それにふさわしい舞台を見せてくださいました。熱唱でしたね


ジュノ:紹介の言葉につりあうように頑張りました


ジフン:まるで今日が最後かのようでしたね


ジュノ:常に、舞台に立つ時はそういう心で

???

(1:17:17) DIMF開幕コンサートに出演できて光栄だし、ミュージカルのためだけの、こうしたフェスティバルは世界最初じゃないですか。光栄です。たくさんの方がご覧になっているそうで、今5万人以上だそうです。ですから光栄だし感謝を伝えたいです

いつ質問してくれるんだろうかと待っていました。


ジフン:では最後に代表で、どなたが挨拶してくださいますか


学生:この舞台に一緒に立てたことだけでもありがたくて、オーケストラと合わせる経験もこれまであまりなかったので、素敵な舞台に立たせていただいてありがとうございました


ジフン:熱心に練習して、僕たちと一緒に舞台に立つその日を待っています。


学生:ファイティン!


ジフン:ファイティン!



16. “Butterfly” (全員)

最後の方にほんの一節だけどフェスンさんが歌い上げるところ、本来のPopな歌い方が垣間見えて、彼の色々な歌を聞いてみたくなりました。