ハン・チサン & リナ
あの赤く染まった 夕日に酔い
휘청이는 바람
そよ吹く風
한숨 섞인 휘파람 속에
ため息交じりの 口笛の中に
너의 눈물이 느껴지는 것 같아
あなたの涙が 感じられるかのよう
안아줄 수 있다면
抱きしめてあげられるなら
너를 품고 토닥이며
あなたを抱いて 背中を叩きながら
못다 한 얘길 들어줄 텐데
できなかった話を 聞いてあげるのに
에스더?
エスター?
주인님
ご主人様
뭘 보고 있었어?
何を見ていたんだい?
길을 보고 있었습니다
道を見ていました
길을?
道を?
내일 아침 그라투스 총독이
明日の朝 クラトゥス総督が
로마군을 이끌고 행군해요 저 길
ローマ軍を率いて行軍するんです あの道を
저 언덕을 넘어 붉은 망토 아래
あの丘を越えて 赤いマントの下
군화 소리 아침이 오면
軍靴の響き 朝が来れば
해가 떠오를 때면 따스한 바람 / 따스한 바람
日が昇れば 暖かい風 / 暖かい風
神の加護が私たちと / 神の加護が私たちと
함께
共に
운명은 하늘의 별들이 알까
運命は 空の星が知っているだろうか
별들 어딘가 내 인생도 있을 거야
星たちのどこかに 私の人生もあるはず
검은 구름이 밤하늘 가린다 해도
黒い雲が 夜空を遮っても
꺼지지 않는 별
消えない星
우릴 바라보네
私たちを 見つめてる
오늘도
今日も
밤이 늦었으니 이만 들어가 보겠습니다
夜もふけましたから もう戻ります
그래, 잘 자. 에스더.
ああ、おやすみ エスター
저 별이었을까
あの星だったのか
오늘 보고 싶었던 그 별
今日見たかった あの星
聖書コーナー

引き続き「希望はどこに」関係のトピックです。
東方博士は「ユダヤ人の王として生まれた方」に「敬意を表するために」やって来ます。彼らを導いた星は誰が示したものだったか。神様でしょ?何となくそう思っていたんですが、ところがどっこい!
そもそも東方博士とは「星を見つめる者たち」つまり占星術者でした。聖書の神は占星術を禁じているので彼らは異教徒です。神様が彼らをわざわざ呼び出すのは理屈に合わない。
彼らは「ユダヤ人の王」が生まれたことに対してヘロデの注意を喚起する役割を果たしました。
ヘロデ王はそれ聞いて動揺するわけですが、彼らを呼び寄せこう話します。「行ってその子をよく捜し、見つけたら報告しなさい。私も行って敬意を表したい」おや?殊勝な心がけ?いえいえ、自分の立場を危うくする存在は一刻も早く潰さなければならないので、居所を掴みたかったのです。
ところが博士はイエスに会った後「ヘロデのもとに戻らないようにと夢の中で神から警告を与えられたので、別の道を通って自分たちの国に帰って」行きました。
結果として、怒ったヘロデはベツレヘムとその地域の2歳以下の男子をすべて殺す命令を下すことになります。
ターゲットであるイエスは天使の警告を受けた父ヨセフと共にエジプトに逃れ難を逃れますが、博士が仰々しくイエスの誕生を吹聴しなければ、イエスは平凡な子供として育ち、他の子供たちが殺されるような事態には至らなかったはず。
博士を利用してイエスを殺したい勢力と、イエスを守りたい勢力が繰り広げる、意外にスリルとサスペンスな展開なのでした。