"スワッグエイジ: 叫べ、朝鮮!"
ヤン・ヒジュン インタビュー
(1:40)
俳優とともにミュージカルの面白さと魅力を鋭く覗き見る「熱い視線」
今日はどんな作品か画面でお見せします。
(1:50 舞台映像)
(伝統音楽特有のリズムに、時調をラップで?)
(平凡な人々の哀歓を解きほぐす舞台)
(次世代創作ミュージカルの誕生!)
(独特で斬新な舞台)
(私たちの小さな叫びが世の中を変える!)
(Swagに遊んでみる時間!)
(ミュージカル〈スワッグエイジ: 叫べ、朝鮮〉)
(2:50)
MC: ミュージカル "スワッグエイジ: 叫べ、朝鮮!"のヤン・ヒジュンさんにおいでいただきました。



MC: 自己紹介をお願いします。
"スワッグエイジ: 叫べ、朝鮮!"で、ホン・ダンを演じているヤン・ヒジュンと申します。
この人どうにかしてよ!(強烈な歓声にクレーム爆発!)
MC: ヒジュンさんが左側を見られないんですよ。聞いてみたら、べ・イニョクさんのファンなんだそうです。恥ずかしくてそちらを向けないんですって。
こんにちは (一瞬で状況逆転!)
MC: ロマンティック・パンチをどうやって知ったんですか?
20代半ばの頃にイデでユニークな声を聞いて。いい声だから探しまくって、その頃ずっと聞いてた歌があります。
どの歌ですか?
ど…土曜日…
土曜日の夜が好き♪
ええ。
ありがとうございます。僕もファンです。
(勇気を出して視線を合わせる!)
(スターとファンの間柄)
舞台で見ると堂々たる姿なので、さぞ経験の多い俳優だろうと思う人もいるほどです。私もすごく楽しく見ましたが、ミュージカルに初出演だそうですね。
(今回がミュージカルのデビュー舞台!)
難しいと言うよりは、他の俳優とかスタッフ、目の前の観客のみなさんからのエネルギーがとても大きいので、僕もそれをそのまま吐き出せばいいので。大変だとか難しいとは考えませんでした。
お会いしてみるとイ・ジュンギさんに似てらっしゃるようでもあり、ユン・シユンさんにも見えるし…
顔の評価がまた始まったぞ!
見えるそのままを言ってるだけよ。イニョクさんも似てる人がいますよ。
誰だよ?
この方はすごいですよ。国民MCユ・ジェソクさん!
MC: デビュー作として、多様な作品の中からこの作品を選んだ理由がありますか?
まず初めて台本を読んだ時、すごく新鮮で楽しい部分が多かったので、すぐにこの作品をやりたいと思いました。2番目の理由は、ダンというキャラクター自体が僕と似ているが多いので…
MC: どんなところがですか?
空気が読めなくて、どっちに転がるかわからないキャラクターで、外に出ればそうなんですが、今この場所ではどう転がったらいいのかさえ…。
(初放送の緊張 + 憧れの人との出会い…)
題名がスワッグエイジですけど、私たちが知ってるスワッグは…。
(スワッグ(swag): ヒップホップで使う言葉。自己満足と自由さを意味する用語)
英語のSwagは、この作品では独特の使い方をします。
스웨그(スワッグ)⇒수액(スエク)(樹液)と変えて、まるで樹液が流れてる、というように。「樹液が流れてるなあ!」こんなふうに面白く使うんです。そんな単語がたくさんあります。
ヒップホップで「リスペクト!リスペクト!」と言うのを、僕たちは「尊敬だな!尊敬!」と言います。面白い僕たちだけの単語を使うのも見どころ…。
MC: ヒジュンさんの名前自体がホン・ダン(花札の赤短)ですよ!
ああ!そうか!(名前も面白いね‼︎)
僕はあれも面白かったな。トゥルプ トゥルプ トゥルプ
ブラックピンクの歌を…
(朝鮮時代バージョンの"DDU-DU DDU-DU")
僕はトゥルプ(タラの芽)の天ぷら大好物です。
何かって言うと食べ物の話にするんだから!
トゥルプの小道具があるから、ぐるぐる回しながら踊りを踊って
本当に奇抜だなあ。映画のアラジンは中東の話なのにウィル・スミスがヒップホップみたいにやるじゃないですか。それがすごく魅力的で。この作品もそういう感覚がありますね。
MC: 題名を聞いてどんな話なのか不思議に思う方もいらっしゃるのではでしょうか。見所を紹介してください。
背景は"想像上の朝鮮"です。
(8:10 舞台映像)
[時調が国家理念の仮想の朝鮮で起こる話]
当時の民が疲れや辛さを時調に託して解消していましたが、ある事件が起こり国全体で時調が禁止されてしまいます。
(しばらくご覧ください)
♪♪♪
国と民を想う ひとりの人がいた
自由な世のため 手を差し伸べた唯一の希望
貪欲な者たちの悪行は 国に染みつき
一筋の希望さえ 消える
♪♪♪
(15年ぶりに開かれることになった「朝鮮 時調自慢!」
「朝鮮 時調自慢」という大きな大会が開かれて、活動していた秘密組織があるんですけど、コルビンダンと言う。時調を通じて人々に良い話、真実、叫びなどを伝播する秘密時調団です。
(9:30 舞台映像)
(今回のリズムには必ず時調を詠んでください)
(悲壮な表情)
最初に出てきた方は"国民オムシー"だそうです。
(カリスマのあるダンス)
(観客を圧倒 自然に興に乗る歌まで)
今お話ししているとヒジュンさんがとても内気そうに見えますが、(舞台では)すごく男らしい魅力がありますね。
違う人みたいですけど?
(舞台の上にあふれ出すスワッグ)
東方神起みたいじゃない?
(東方神起ファンの皆様へ。ぺ・スンタク作家の個人的意見です。)
(東方神起と言うよりBTS?)
(抑圧の中の叫びを"興"に昇華させて解釈した舞台)
ダンスや踊りが伝統をうまく活用しています。近頃はBTSの曲'アイドル'でも国楽を使っていますね。
(楽しい遊びで噴出する面白さ)
明らかに韓国のリズムなのに妙に現代的です。
MC: 俳優のみなさんも初めて台本を受け取ってここはいいと思ったポイントを話して下さい。
ここがいいと思ったところも多いけど、そら笑いの出るところも多かったです。文字だけでは伝わり切れないところが多いからです。後でシーンができてきてから、ああ、あの説明はこのことを言っていたのかと分かりました。文字だけではクエスチョンマークがたくさんありました。
(躍動的な舞台なだけに、クエスチョンマークか多かった台本との出会い)
振り付けの監督も最近の踊りをすごく入れてますね
(12:16 舞台映像)
それぞれの長所を生かして踊ります。すごく多様なジャンルのダンスがあって、ヒップホップとか現代舞踊とか。振り付けの監督が凄く多彩多能な方なので。
(多様なジャンルのダンスをよく溶け込ませた振り付け)
そうそうたる演出陣ですし作品も賞を取ったそうですね。
近年、創作ミュージカルを後押しするため多様な事業が進められています。この作品は2018年優秀クリエイター発掘支援事業に選定されました。さらに磨き上げられて幕を上げた作品といえます。
共演者にはどのような方がいますか?
出演者は21名です。さっきおっしゃったようにまさに樹液が流れる実力派俳優たちが舞台に立っています。主人公としてはヤン・ヒジュンさんの他にイ・フィジョンさん、U-KISSのジュンさん。私はジュンさんも見たんですが、感じが全く違って面白かったです。あーこれは3回観るべき作品だなと思いましたよ。
前売りを買う前にどの俳優さんを選択するか考えたんですが、イケメンの俳優さんの横にまたイケメン俳優がいるから、結局これは3人全部観ないといけないです。
ブレないからいいですよね。作品の選択基準が外見だから。
(誰よりも明確な選定基準)
ダン同士でトークグループを作りました。ダントーク部屋。
MC: トーク部屋の友人たちは今日の出演に関してどんな応援をしてくれるでしょうか?
短期間ですが、ずっと昔からの知り合いか?と思うくらいなので、大きな…反応は…期待できません。
若いメンバーのグループを見ると、覇気や情熱があって雰囲気が良いです。このチームも新人が多いから雰囲気が良さそうですが、どうですか?
新人が多いですからとても元気がよくて、お互いを応援するエネルギーも大きいです。先輩たちも、ベテランでも、かえって僕たちより冗談も言って、僕たちより楽しくやってくださいます。
イ・ギョンス先輩、イ・チャンヨン先輩、イム・ヒョンス先輩、チェ・ミンチョル先輩、4人がとても良い雰囲気を作ってくれるので、僕たちは(雰囲気の)悪い時がありません。
言い忘れた先輩はいない?
(泳ぐ視線)
(新人俳優をからかうMCの図)
MC: 本当に悩んでる!からかっただけなのに。
(可愛い)
この作品が特別なのはジャンルだけでなく、観客に近づく方法も違ったそうですね。
(15:35 イベント映像)
劇場で公演するだけでなく、野外イベントを行ったそうです。大学路のマロニエ公園で特別な公演を行いました。本格的な公演の開始前に、こんなに面白いですよ、見に来てくださいというイベント。無料で。
観客の皆さんの反応はどうでしたか?
思ったよりずっと多くの方が、一緒に楽しんでくれて、写真も撮ってくれたので凄く楽しかったです。
誰が考えたの?
え、(誰だ?僕じゃないけど?)
ごめん、難しい質問しちゃったね。
代表、代表です!
韓国よりもミュージカルの進んだ国がありますよね。イギリスやアメリカに夏行くと、無料でハイライトシーンを紹介するケースがとても多いです。広報として。韓国においては、これが良い事例になると思います。独特なイベントとして話題になる先駆者でしょう。
先ほども音楽の話をしましたが、歌が独特ですね。確かに韓国伝統のリズムなんだけど古さを感じない。俳優の皆さんも歌いながら楽しいんじゃないだろうか。盛り上がる感じ?
まず、難しさはないです。沢山の楽器が使われていますが、よく聞いてみると聞き慣れた感じがするんです。
(17:10 舞台映像)
(聞くほどに親しみのある楽器たち)
(国楽の拍子をそのまま使いもし)
(現代音楽の形式に合わせた編曲を施す!)
(調和を実現しひとつの音色を醸し出す音楽)
(シン・ジュンヒョンの曲"美人"のメロディが?)
(オエオ オエオ!)
(あなたも 私も みんなで 楽しもう ヤンバン遊び)
(オエオ!)
このメロディが公演の最後にも出てきます。カーテンコールで「一緒に楽しむ準備はできましたね?」そうすると観客が立ち上がります。とても楽しく伝統リズムを使ったリズムも、こんなに楽しめるんだなと面白かったです。
実際、我が国のパンソリなどを聴くと、同じだとは言えませんが、ラップに似ている点がありますよね。例えば"ウサギの話"を聞いてみればラップのようです。
実力派ラッパーでもミスをする事はあります。もしかしてそんな経験はありますか?
リズムが外れた記憶ですか?………ありません。
完璧な人だわ!(リスペクト〜)
それではもっとよくするためにヒップホップ系の音楽を聞いたとか、努力したところがありますか?
もっと上手にするためにヒップホップの音楽を聴いたとかよりは、ジャンルにかかわらず、ロマンティックパンチの音楽もそうですけど
ちょっと待って。
なんで止めるの!



鼻息がすごい来るんだもの。よっぽど嬉しいのね。
様々なジャンルの音楽を聴きました。でも聴いたことを通じてもっと上手にやろうと考えると、逆に上手くできなくなるんです。だから、自分だけの'ダン'としてやってみようと思うようになりました。
ラップと言えば私、ペ・スンタクですよね。
もっとうまくできるの?
まるでレギュラーコーナーみたい。
"ペ・スンタクがやります"
(余裕を見せつつ) 重要な素材を一度見せてくれれば、僕が…
(ゆっくり実演するヒジュン)
ブッチョンと、スワッグしか覚えてない!
MC: さてこのように説明ばかりでは終われませんよね。ヒジュンさんにマイクの前に立って、歌っていただきます!
(20:35 ♬ 新しい世界)
(素敵です!)
(SWAG!)
(4文字で番組紹介…省略!)
ようやくカメラに視線が行くようになったのに、終わりとは残念ですね。地面から始まって頭がようやく上がってきたのに。
MC: 私が思うに、ミュージカル界を虜にする新人が誕生したのではないでしょうか。今後も注目せずにはいられません。ヤン・ヒジュンさんとスワッグエイジ: 叫べ、朝鮮。これからも応援します。今日はありがとうございました。