(0:25から)
本当にものすごくたくさんの方がお尋ね下さいました。ホン・グァンホさんのマッコンはどうだったのか。私はあの1241名に入れなかった数多くのチケティング??の方たちに、できることならば私の聴細胞を共有したいほどです。本当に可能ならば喜んで。これは何か…私がどうやって言葉で説明したらいいのか、したところで説明になりますか?想像さえできないかもしれない。
そうだとしても少しでも説明しようとするなら、これまで皆さんが聴いてきた、見てきた、ホン・グァンホさんの歌は、実に本人の能力値のほんの20%程度しか使っていなかったのではないか。
ジキルのマッコンだからなのか、そして長期休暇に入られるからなのか、なぜなのか分かりませんが、今回は本当にエネルギーを余すところなく出し切った感じでした。特に「対決」だけで20分かかったかと思いました。何故かと言うと「対決」で特にエネルギーを出し切っておられたからです。鳥肌が立ってゾクゾクして秒単位で感動するので、1秒が1分のようでした。
私がオーバーなのではなくて、よく人がnot人間 (人間離れした人)て言うじゃないですか。そんな感じで人間ではないと思いました。
ハイドの時は獣…獣どころか、怪物のような声をうわぁーっと出して、0.1秒後にはバッファリングも無しにこれでもかと言うほど爽やかな声で「お前はただの鏡の中の虚像」と歌うんですが、どうしたら息が切れずにいられるんでしょう。
最後の舞台挨拶の時には良いお話をたくさんしてくださいました。かわいい面もあって。覚えているのはまず「来ていただいた方たちにこれまで一度もありがとうと伝えたことがないようだ」と言いながら感謝の言葉を言われたんですが、その最中に「今も写真を撮ろうと思って皆さん立ってるんでしょ?」とゴマ粒ギャグも見せてくれたり。
私の心にすごく残ったのは「全て空にしてから、またいっぱいにして戻ってくる」というような事をおっしゃったんですが、すごく淡々と話されていたのに非常に深い響きのある言葉でした。
次回作にはどんな作品を選択されるのか分かりませんが、いつでも応援しています。次の作品で帰ってこられたら、いつもそうしていたように、一所懸命会いに行きます!