なぜか今頃 笑う男 映像版 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
全ては自分の予習復習のため
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近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

笑う男 見てきました。映像版です。

始まりは1月9日のEMKのインスタ。笑う男上映会のチケットをプレゼントするって内容でした。日時は24日14時、場所はソウル高速ターミナルのメガボックス セントラル。検索してもチケット販売などの情報が出てこないのでどうすることもできず。偶然ソウルにいるし木曜は昼公演も無いので、無駄足でもいいから映画館に行ってみることに。

地下鉄の駅に直結したショッピングモールの中にある映画館。チケット引換テーブルで尋ねると、芸術の殿堂の会員招待イベントで一般人は入れないとの事。

はい、そんな気がしていました。仕方ないと諦め、離れた所で次はどこへと考えていたら、受付の女性が近づいてきました。見たくて来たんでしょう?と。

日本でこの話を見て(わざわざ来た)…と匂わせたら、そうだと思って、席があるから見ていってくださいと、その美しく素敵な女性が❗️本当は わざわざ東大門からなんだけど口笛。ビバ!臨機応変な韓国!そんな事もあるかもと突撃してみて良かった!

映像になった笑う男は…知り尽くしたお話だけど、泣けました〜!キャストは、パク・ガンヒョン、ヤン・ジュンモ、ミン・ギョンア、シン・ヨンスク。

ガンヒョン君素晴らしいわ〜。彼は優等生のようにも見えるけど、したたかな面もあるグィンプレン。デアに愛を誓う時にはオドオドした子犬のよう。議会で怒りを爆発させる時には怖いほどの眼光。表情がくるくる変わります。

ジュンモさんパパ。(ソンファさんより滑舌が良くて好き。)安定の歌声と演技。舞台でも涙無しには見られない「崩れ落ちる心」は心憎いアップでこれでもかと胸に迫る!

全体的に映画館だからなのか、舞台より音質が良かったです。歌声、セリフ、音楽のバランスも聞きやすい。正直舞台だと主張しあって聞き辛い時があり、そこまで音量あげなくてもと思う時も。舞台だと聞き取りにくい冒頭のナレーションも、スタジオ録音らしくはっきり聞きやすい音声でした。

残念なのはカットシーンが結構あった事。仕方ないのかな?😣

画質についての説明は特に無くて、年に1作づつ映像化する事業について、会員サービスと同時に反応を知りたいためのイベントだとか言ってたような。韓国でも地方ではなかなか見る機会がないので、全国どこでも気軽に作品に触れられるようにするのが目的のようです。

最後に5ページくらいのアンケート渡されて、やってみようかとも思ったけど、さすがに無理だった。

8Kかは分からないけど、明るくて綺麗な画面でした。実際の舞台中継とは異なり舞台上にもカメラが入ってるので、上下左右様々なカメラアングルで効果的でした。真上から撮ったりも。

例えば、ジョシアナの視線で出し物に出ているグィンプレンが見えたりして、一瞬ジョシアナの気持ちになるのも面白い。

アンサンブルの人たちも、周りで熱演を繰り広げているのが良く分かります。風が吹くのは物が揺れるから分かるもの。舞台上に流れている感情が彼らの演技で一層盛り上がることを実感。

舞台の場合、視線をどこに持っていくかは自分次第だけど、映像では見るべき表情を挟んでくれるから見逃すことがなくていいです。

全体的にマタハリの映像よりもドラマチックに仕上がってた気がする。マタハリはただ普通に舞台中継な印象しか残っていないな。(既にほぼ忘れているが)

映像の美しさは、あの舞台セット独特の素晴らしさも手伝っているかもしれない。あのセットのために日本版見るというのもアリかもしれん。

カーテンコールもちゃんと入ってました。最後だけカメラが引くと拍手している客席まで映り込んでいて臨場感ありました。多分客の入ってる時に撮ったのはそこだけかな。

途中、拍手も歓声も入らないので、それは少し欲求不満が残るというか。思わず拍手したくなっても、手をブルブルさせて我慢、でしたから。皆んなですれば怖くない。もし日本で見られる日が来たら皆んなで思い切り拍手致しましょう。

いやー何だかんだ言っても、これで字幕が入ったら無敵だと思います❣️


副作用:
今日、ヨンスクさんエリザベートに行ったのですが、昨日大画面で見たジョシアナのアップが浮かんでしまい、切り替えが難しかったです。