第2幕 <シーン1> 手紙
アンナが手紙を残し家を出ると、カレーニンはベッツィを訪ねる。
ベッツィはアンナが息子セリョージャに会えないようにし、セリョージャには母親は死んだと告げるよう忠告する。
<シーン2>君の心のままに 僕の女王よ
カレーニンの決定を通告されたアンナは自分の人生にはブロンスキーの他に誰も残っていないという事実を悟り、ブロンスキーは自分の人生にも彼女しかいないといたわる。
이제는 누구도 우릴 막지 못해
もう誰も 僕たちを阻むことはできない
이젠 우린 자유요
これから 僕らは自由だ
아쉬울 건 없소
惜しむことは無いさ
우리들 없이도 잘 살겠지 그들은
僕らがいなくても 不自由なく暮らすだろう 彼らは
이 나라 떠나서 살아도 괜찮소
この国を 離れて暮らしても 構わないさ
파리 베를린 제네바도
パリ ベルリン ジュネーブでも
한적한 숲 속에서 살면 어떻소
静かな森で 暮らすのはどうだろう
그대는 나의 여왕
君は僕の女王
난 이제 왕이요
今や 僕は王だ
그 역할 맡은 준비 다 됐소
その役割を 引き受ける準備はできている
그대여
君よ
이 세상 속에서 가장 아름다운 나의 여왕
この世で一番美しい 僕の女王
그대여
君よ
그 여인은 나의 소중한 친구요
その女性は 僕の大事な友だ
나는 그녀가 있기에
僕は 彼女がいるから
온 세상을 다스리는 왕이 되어
全世界を治める王になり
이 모든 걸 이기리
全てに打ち勝つだろう
저 가련한 세상
あの 哀れな世の中
우리들 없이도 잘 살겠지 그들은
僕らがいなくても 不自由なく暮らすだろう 彼らは
이제는 누구도 우릴 막지 못해
もう誰も 僕たちを阻むことはできない
이젠 우릴 자유요
これから 僕らは自由だ
<シーン3> 草刈り
スティーバはレビンの領地をおとずれ、キティが健康を取り戻して外国から1年ぶりに帰ってくる事を知らせる。レビンは自分なりの人生をもたらしてくれた田舎での生活に対し満足感を表すが、通り過ぎる汽車の窓にキティーの面影を見るやいなや忘れていた感情を思い出す。
<シーン4-5> 子守唄
アンナはセルージャに会うためカレーニンの家に忍び込み、眠っている息子に許しを乞う。
そして静かに子守唄を歌ってあげながら、息子への懐かしさに悲しむ。
예쁜 노래 부르네 내 아들에게
可愛い唄 歌うよ わたしの坊やに
고요한 정원에서 노래는 들리니
静かな庭園で 歌は聞こえるかしら
공히 잠든 내 아가
一緒に眠る わたしの子
아침까지 자네
朝まで眠るよ
푹 자고 일어나면 어른이 될거야
ぐっすり眠って目覚めたら 大きくなるよ
너의 작은 조각배 깃발을 올리고
お前の小さなお船 旗を揚げて
천천히 물 길 따라 나아간다면
ゆっくり流れに沿って進んだら
우리 다시 만나리
私たち また会うでしょう
내 말 잊지 마
わたしの言葉を 忘れないで
<シーン6> 恩知らず
カレーニンに出くわしたアンナは急いでその場を去る。
カレーニンはアンナのために社会的に不足のない自分が屈辱感を感じさせられていることに腹が立ち、ついに自分から去っていった彼女の恩知らずな行動に苦しむ。
<シーン7> セルバツキ侯爵家のパーティ
モスクワ。スティーバとレビンが到着する前、客たちはセルバツキ侯爵夫妻の家で、最近のゴシップとイタリアのオペラディーバ、ペティのコンサートの話をしている。
<シーン8> 気楽に生きよう
万人の恋人スティーバは、ふざけた歌でパーティーに集まった客たちを楽しませる。