(物陰から2人を見ていたエリック。2人が去った後悲嘆にくれて歌う。)
キュヒョン
イム・テギョン
チョン・ドンソク
パク・ウンテ
クリスティーヌ クリスティーヌ
나의 크리스틴
僕のクリスティーヌ
이렇게 그대를 그의 품 안에
이렇게 그대를 그의 품 안에
こんなふうに君を 彼の胸の中に
나의 마지막 빛이 타 들어가나
僕の最後の光が 燃え尽きてしまうのか
나 이제 어떻게 이 마음 어디로
僕はこれからどうしたら この気持ちはどこに
왜 암흑의 고통에 날 밀어 넣나
なぜ 暗黒の苦痛に 僕を押し込むのか
돌아가는 길을 찾을 수 없어
戻る道を 見つけることができない
내게 사랑을 가르쳐 준 내 사랑
僕に愛を教えてくれた 僕の愛
너 없이 나 어떻게 이 삶을 참아내
君なしに僕はどうやって この人生を耐えるのか
난 숨이 막혀 견딜 수 없어
僕は息が詰まって 耐えられない
그대 노래 없는 세상 따윈
君の歌のない世界なんて
살아가야 할 이유가 없어
生きるべき理由がない
이렇게 그대를 그의 품 안에
こんなふうに君を 彼の胸の中に
거짓된 축복 속에 보내야 하나
まやかしの祝福で 見送らなければならないのか
붙잡으려 해도 내 손틈 사이로
つかもうとしても 指の間から
내 사랑 전부 녹아 흩어져
僕の愛が全部溶けて 散らばっていく
그대
君よ
(クリスティーヌが主役を演じる舞台の初日がやってくる。何の経験もないのに主役になったと言う者もいるが、その実力は誰の目にも明らか。実はカルロッタがクリスティーヌの大ファンだと言う噂もある。計略をめぐらしたカルロッタは、緊張を解く特別なハーブティーだと言ってクリスティーヌに薬を飲ませる。
幕が開く。ソプラノの見せ場でクリスティーヌの声が出なくなる。舞台は大騒ぎになりクリスティーヌはマエストロ(エリック)の助けを呼ぶ。
大シャンデリアの綱を切って落としたエリックは、混乱に乗じてクリスティーヌを控え室に連れ戻る。そこに置かれたハーブティーのカップを見たエリックはすべてを悟る。
秘密の扉となっている鏡を通って、エリックはクリスティーヌを地下へ連れて行く。
地上ではクリスティーヌが怪人に連れ去られたと大騒ぎになる。)